掃除は、定期的にしなければホコリやゴミがたまるためとても骨が折れる家事。「エンドレス」「やる気が起きない」と苦手に感じている人は多いはず。そこで鹿児島の整理収納アドバイザー、サチさんに掃除のモチベーションを上げるコツを教えていただきました。

 

<写真>こんなにホコリが取れた!

 

マキタの掃除機にサイクロンアタッチメントを装着→成果が見えて達成感UP

これまでもこれからも続く掃除。40代ともなると、日々の義務と感じて飽き飽きしてしまいます。
掃除で最も手間がかかるのは、床に掃除機をかけること。なにもしなくてもホコリは出るし、食べかすなど小さなゴミもたまります。

 

じつはサチさん自身も、掃除はできるだけしたくない派。でも気づいたときにサッとかけられるマキタのコードレス掃除機を使い、掃除のハードルを下げているそうです。

「10年以上愛用したマキタが壊れたので買い替えましたが、その際サイクロンアタッチメントつきの機種を選びました。これが大正解!」

この機種は、掃除機が吸い込んだホコリやゴミを本体の紙パックではなくサイクロンアタッチメントにためられる仕組みになっています。

 

「掃除機をかけると、アタッチメントにどんどんゴミがたまっていくので成果が目に見えてわかるんです。掃除は、がんばってきれいにしても人から褒められることがあまりないもの。でも、こんなにゴミが取れたんだ! と思うとなんともいえない達成感があります」

ゴミを見える化すると、掃除してきれいになったという実感が湧きやすいですね。

 

サチさんによると、本体の紙パックにはほとんどゴミがたまらないそう。
「サイクロンアタッチメントは掃除後に中身をポイっと捨てるだけなので簡単です。紙パックの交換をしていたころは、パックまわりについた汚れをとるのにも時間がかかっていました。サイクロンアタッチメントなら、その手間が大幅に減るうえ紙パック代の節約にもなります」

●洗面台の排水口を浅いゴミ受けにチェンジ→ゴミが目立つからきれいにしたくなる

あえて汚れやゴミが目立つようにして、掃除したくなる気持ちを呼び起こすという方法もあります。

サチさんのお宅では、洗面台の排水口に浅めのパンチングゴミ受けを使用。

「標準装備のポップアップ式排水栓からチェンジしました。直径70mmのセリアのゴミ受けがわが家にはぴったりサイズ。たまった髪の毛やゴミがよく見えるため、汚れているなと思ったらすぐ掃除できるのがメリットです」

 

ゴミ受けにゴミがあるのを見つけたら、ティッシュでささっと集めてそのままゴミ箱へ。ほんの数秒の手間できれいになり、ためっぱなしを防げます。

「こまめにゴミをとっているせいか、ぬめりなども気になりません。ゴミ受け本体のお手入れにも手間がかからないので、いいことづくめです」

 

掃除したゴミが見えるようにして達成感を得る。ゴミをあえて見せることでたまらないようにし、日々の掃除をラクにする。ゴミの見える化には、メリットがたくさんありそうです。