相手の住所を知らなくても、オンライン上でプレゼントを贈ることができる「eギフト」。

コロナ禍を経て、爆発的に利用者が増えているeギフトサービス「giftee(ギフティ)」では、いったいみんなどんなものを贈っているのでしょうか?

前の記事では、「giftee」のマネージャーを務める竹内綾子さんに、よく贈られている商品の一部を価格帯別に教えてもらいました。

今回は、Suits woman世代の女性には贈る機会が多いであろう「結婚祝い・出産祝い」として、よく贈られているeギフトをご紹介します!

結婚祝い」「出産祝い」みんなはeギフトで何を贈ってる?

この調査では「giftee」で2021年8月1日〜10月31日の期間に30代女性が贈ったものの中から、結婚や出産を祝うカードをつけている上位商品から一部をピックアップしてもらいました。

結婚祝いのカード例 イラスト:左/Akiko Kato Ruiz、右/mio.matsumoto

出産祝いのカード例 イラスト:左/サタケシュンスケ、右/小森のぐ

よく贈られた結婚祝いはコレ!

Starbucks Coffee Japanドリンクチケット 500円

Starbucks Coffee Japanドリンクチケット 700円

コメダ珈琲ギフト券(500円)

よく贈られた出産祝いはコレ!

Starbucks Coffee Japanドリンクチケット 500円


図書カードネットギフト(1000円)


西松屋ギフトチケット(3000円)

この結果を見て、おや?と思いませんでしたか。「西松屋」が入っているのは出産祝いっぽいけれど、ほかの項目は結婚・出産祝いっぽくないというか、価格帯別プチギフトの結果と、ほぼ似たようなラインアップだったのです。

その感想を竹内さんに伝えると、こう教えてくれました。

「gifteeの扱う商品が充実してきたこともあり、ペアグラスやお酒のような、いわゆる結婚祝いっぽいものも伸びているのは事実なのですが、数でいうと、やっぱり気軽に贈れるという点でのご利用が多いんですよね。

どちらかというと、例えば、FacebookなどSNS上で結婚や出産の報告がされたときなどに、gifteeをご利用いただくケースが多くなっています。

ただ『おめでとう』とコメントするだけでは、せっかくのお祝いなのに物足りないという気持ちを表現したいときに、贈られた相手がお返しを考えなくてもいいような金額感で、ほんの気持ちです、という形でギフトを添えられる方が多いので、ランキングになると、そういった利用が反映されています」

なるほど〜! SNSで目にした結婚、出産報告に、「おめでとう」コメントにちょこっとプラスして伝えたいとき、eギフトを贈ればいいのか! 世間のみなさんは、ニクい気遣いしているんですね…!

筆者は西松屋がeギフトに対応しているのも知らなかったので、それを伝えたところ…。

「“西松屋チェーン ギフトチケット”は、gifteeでお取り扱いを開始してから1年くらい経ちます。元々ユーザー様から『出産祝い用に子供服などのギフトを取り扱ってほしい』というご要望の声をいただくことも多かったので、西松屋さんの商品が掲載され、実際によく贈られている状況をみて、ニーズに応えることができたということを実感しております。

gifteeには、自分が贈ってもらいたいものを登録して作る「ほしいものリスト」を公開できる機能もあります。弊社内でも、チームメンバーに出産のお祝いを贈る機会がありますが、ほしいものリストには“西松屋チェーン ギフトチケット”が登録されていることが多いので、よく贈っています。

リストがあると、こちらもギフトを選びやすく、安心して贈れるということも、改めて実感しました」

確かにリストがあると、こちらも予算にあわせて選びやすく、相手が確実に欲しいものを贈れてお互いスッキリ、スマートにお祝いができますね。

eギフトの存在もずいぶん浸透してきたいま、いろいろなシーンでeギフトを使うと、ちょっとした気遣い上手になれそうなことを実感。さっそく、友達の誕生日に、TwitterのDMでハーゲンダッツのギフトを贈ったら、喜んでもらえました!

まだeギフトを使ったことがないという方は、簡単ステップで送れる「giftee」を試してみては?

・giftee (ギフティ)
https://giftee.com/

取材・文/nenko