川崎MF旗手怜央【写真:高橋 学】

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今冬のスコットランド移籍が浮上、「間もなく移籍が成立する可能性がある」と現地指摘

 川崎フロンターレの日本代表MF旗手怜央に今冬、スコットランドの名門セルティック移籍が浮上しているなか、英メディアはその詳細を報道。

 個人的な条件に問題はなく、「間もなく移籍が成立する可能性がある」と指摘している。

 24歳の旗手は昨季、順天堂大から川崎入り。主力へ定着した今季は、サイドバックやインサイドハーフをそつなくこなすユーティリティー性を発揮して、チームのリーグ連覇へ貢献した。

 11月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表へ初招集されるなど著しい成長を遂げるなか、今冬に向けてセルティック移籍が浮上。一部報道でクラブ間での合意が伝えられていたが、現地メディアもその詳細を報じている。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「24歳の選手は先週、クラブ役員と面会し、スコットランドへの移籍を希望していた。個人的な条件は問題ではないと考えられており、間もなく移籍が成立する可能性がある」と指摘。また、セルティック専門サイト「67 HAIL HAIL」では「移籍金が100万ポンド(約1億5000万円)以上になる可能性があるが、予算の範囲内だ」と、移籍目前であると綴っている。

 前横浜F・マリノス指揮官のアンジェ・ポステコグルー監督は、日本市場でのさらなる補強を模索しているとされ、「スカイ・スポーツ」はFW前田大然(横浜FM)、MF井手口陽介(ガンバ大阪)とも交渉中であるとも報じた。その中でも旗手の動向は最も進んでいると見られ、正式発表が待たれる状況だと言えそうだ。
(Football ZONE web編集部)