ボバ・フェットがタトゥイーンの犯罪王に? 「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の映像が初公開
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 『スター・ウォーズ』シリーズ屈指の人気キャラクター、ボバ・フェットが主人公の単独ドラマシリーズ「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の初映像となる予告編が1日、ディズニープラスのYouTubeチャンネルで公開された。同時にボバ・フェットの勇姿を捉えたキービジュアルも発表された。

 『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(1980)で映画に初登場したボバ・フェットは、特注のアーマーを身にまとい、様々な武器を駆使する伝説の賞金稼ぎ。『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(1983)の戦いで命を落としたと思われたが、ドラマ「マンダロリアン」でアーマーを取り戻し、シリーズ復帰を果たした。

 ファン待望の単独ドラマでボバ・フェットは、かつてジャバ・ザ・ハットとその犯罪組織が支配した領域の権利を主張すべく、タトゥイーンの闇に足を踏み入れる。特報で、悪党どもに向かって「俺は賞金稼ぎじゃない」と宣言した彼は、「ジャバは恐怖で支配した。俺は敬意をもって支配する」と意思を示す。果たして彼は、ジャバに代わる支配者となるのか。また、『ジェダイの帰還』以降の彼は何をしていたのか。これまで映像で語られることのなかった謎の解明にも期待がかかる。

 ボバ・フェットを演じるのは、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002)で、彼のクローン元であるジャンゴ・フェットを演じたテムエラ・モリソン。また、「マンダロリアン」に続いて、クローン戦争終結後を描くアニメ「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」にも登場した暗殺者、フェネック・シャンド役のミンナ・ウェンも出演する。

 製作総指揮は「マンダロリアン」を手掛けたジョン・ファブローとデイヴ・フィローニ。さらに、ボバ・フェットが本格的な登場を果たした「マンダロリアン」チャプター14:悲劇でエピソード監督を務めたロバート・ロドリゲスに、キャスリーン・ケネディ、コリン・ウィルソンらが名を連ねる。(編集部・入倉功一)

「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」はディズニープラスにて12月29日(水)17時より独占配信開始