株式会社セガとマイクロソフトコーポレーションは、セガが中長期重点戦略においてSuper Gameと掲げている「大型グローバルタイトル」の創出に向け、戦略的提携の検討を進めていくことに合意したと発表した。かつてはメガドライブやセガサターン、ドリームキャストなどのハードを開発し、ゲームタイトルも「ソニックアドベンチャー」「バーチャファイター」「サクラ大戦」「龍が如く」などを生み出し、その中からソニック・ザ・ヘッジホッグなどの世代を超えて愛される人気キャラクターも活躍している。しかし、いつまでも過去のIPに頼るわけにもいかず、また、近年では、5Gとクラウドサービスの本格展開により、ゲーム産業を取り巻くエコシステムはグローバルレベルで急速に進化・拡大し、その莫大なコミュニティに対する人々の関与の仕方が多様化していく中で、ゲーム自体が次世代の一大メディアとして大きく台頭していると同社は考えている。そこで、セガはMicrosoftと提携することで、クラウドプラットフォームMicrosoft Azureにおいてマイクロソフトの様々な技術を活用してタイトル開発を進め、また、マイクロソフトが保有するソリューションを活用しセガの次世代開発環境の構築を進めることで、「大型グローバルタイトル」の創出を実現させる狙いだ。同社では、中長期的な成長戦略として「グローバル」「オンライン」「コミュニティ」「IP活用」をキーワードとして掲げ、革新的なタイトルの開発を進めるとしている。発表資料
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2021/11/01