ライアン・ゴズリング
 - Christopher Polk / Getty Images

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 『ラ・ラ・ランド』のライアン・ゴズリングが、女優のマーゴット・ロビーが主演を務める、人気着せ替え人形「バービー」の実写化作品に出演するべく、交渉の最終段階に入っていると、Deadlineほか各メディアが報じた。バービー人形の恋人として知られる、ケンを演じるという。

 情報筋が同サイトに語ったところでは、ライアンは多忙を理由に出演を断っていたが、同作の準備期間が長引いたことでスケジュールに空きができ、製作陣の粘りもあって契約にこぎつけたという。ライアンとの交渉が最終段階に入ったことで、2022年初頭に撮影し、2023年の公開を目指す算段がついたということだ。

 同作ではマーゴットがプロデューサーも兼任。賞レースを騒がせた『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)、『レディ・バード』(2017)のグレタ・ガーウィグが監督を務め、『マリッジ・ストーリー』(2019)、『イカとクジラ』(2005)などを監督したノア・バームバックと共同で脚本を執筆する。詳細については不明だが、制作陣の実績を考慮すると、安易な実写化作品に終わらないことが期待される。

 ライアンは、映画『アベンジャーズ』シリーズのアンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ兄弟が監督し、クリス・エヴァンスと共演するNetflixのアクションスリラー『ザ・グレイ・マン(原題) / The Gray Man』が待機中。(編集部・入倉功一)