iPhoneよりも入手困難なアップル製品は「布」 「12週間待ち」歴代1位かも
新作を発表するたびに話題になる米アップル。今、アツい新商品は、「布」だ。
画面を拭くための「ポリッシングクロス」は、アップルロゴがついている。ディスプレイオプションの「Nano-textureガラス」に対応した付属アクセサリーだったものだが、新製品として発売されたのだ。現在、10〜12週間の入荷待ちになっている。
初期「AirPods」も待たされた
iPhoneをはじめ、新商品が発売するたびにニュースになり、入荷待ちは珍しくない。それにしても「12週間待ち」は相当だ。過去には、どんな商品が人気を集めたのか。
ワイヤレスイヤホン「AirPods」。2021年10月19日に新型が発表されたが、初登場は2016年12月だ。イヤホンジャックが廃止になったiPhone7と同時に登場した。
発売後すぐに入手困難となり、17年5月22日の東洋経済オンラインは、「注文してから手元に届くまでに2カ月近くを必要とするような状況が続いてきた。現在は多少改善しているが、それでも2017年5月時点でオンラインのApple Storeでの納期は6週間と表示されている」と報じている。
今年9月、iPhone13やiPad mini(第6世代)などが発表された。特にiPad mini(第6世代)は、前モデルから大きく変化。ホームボタンが廃止された結果、外寸はそのままで画面サイズは大きくなった。iPhoneでは復活しなかった指紋認証機能もついている。
発表後、ツイッターでは入荷待ち報告が相次いだ。アップル製品の情報サイト「iPhone Mania」は9月19日付の記事で、「出荷日が『4〜6週間』となっており、商品のお届け日が10月下旬〜11月上旬に」なっていたと伝えた。
ただ発表から1か月が過ぎた10月22日現在、アップル公式サイトを見ると、iPad mini(第6世代)は購入すると翌日受け取り、配送は26日となっている。