新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2021年は高額おせちの売り上げが伸びました。自宅で過ごす人たちが、普段よりも豪華なおせちを選ぶという傾向もあるようです。引き続き巣ごもり需要が続く中、銘店のおせち料理をタクシー乗務員が年末年始に届けてくれるというサービスも登場しました。



これは株式会社Mobility Technologiesの、タクシーデリバリー専用アプリ「GO Dine(ゴーダイン)」によるおせちデリバリーサービスで、すでに予約受付も始まっています。

「GO Dine」は、タクシーアプリ「GO」の運営で培った技術や知見を活かして開発された日本初のタクシーデリバリーに特化したアプリ。アプリから注文するとプロドライバーであるタクシー乗務員が玄関まで丁寧に届けてくれます。

おせち提供メニューの例:


世界的グルメガイドにおいて11年連続で星を獲得している日本料理の名店「分とく山」の「御節三段重」(4~5人前 73,000円)



「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」を はじめとする6つのレストランのシェフたちが考案した2022年のおせち料理(48,600円)。前菜からデザートまで、レストランのコース料理のように楽しめる。



ウェスティンホテル東京の誇る、日本料理「舞」、広東料理「龍天門」、そして西洋料理の各料理長が考案した、縁起良く華やかな料理を一段ずつ重ねた丸の三段重(54,000円)。

■ホテルの部屋や自宅などでおせちを楽しむ 「龍名館」グループのおせちプラン


ホテル・レストラン運営の老舗「龍名館」グループは、本格的なおせち料理全20品をオーダー形式の食べ放題で提供する「おせちレストラン」を、都内のホテル2軒で元日から3日間開催することを発表しました。

開催するのは、東京駅前の和食店「花ごよみ東京」(中央区八重洲1)と御茶ノ水の日本茶レストラン「レストラン1899お茶の水」(千代田区神田駿河台3)の2店舗。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、セルフサービスで行う従来のビュッフェ形式ではなく、テーブルオーダー形式で開催されるということです。また和食店「花ごよみ東京」のある「ホテル龍名館東京」では、重箱に詰めた豪華おせちを、客室内で味わえる宿泊プランも販売されます。

さらに「一人前のテイクアウトおせち弁当(4,500円)」2種も登場。いずれも海老の姿煮やいくら、黒豆、数の子などの縁起物17品を、一人前ずつ、美しく盛り付けられ、「花ごよみ東京」のお持ち帰り用には、干支にちなんだ「虎ノ巻」が「レストラン1899お茶の水」では人気の「抹茶栗きんとん」と「木の実の茶醍醐和え」の2品の“お茶おせち”も入っています。

長引くコロナ禍の「巣ごもり正月」を楽しめるよう、様々なプランやサービスが登場しているので、ぜひ今からどんな年末年始を過ごしたいか考えてみてはいかがでしょう。