AirPods
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日本時間10月19日の「パワー全開。」スペシャルイベントで、アップルがワイヤレスイヤホン AirPods の新モデルを発表しました。

第三世代モデルとなる新 AirPods は外装デザインも内部設計も刷新。AirPods Proに近いスタイルになり、初めて空間オーディオに対応しました。Dolby Atmosなどで使える空間オーディオ は、頭を動かしても正しい方向から音が聞こえるヘッドトラッキングにも対応します。

そのほかIPX4防沫構造になり汗や雨に強く、バッテリー駆動時間が従来の5時間から6時間に延長、ケース併用で30時間再生、ドライバも新設計で音質向上、Adaptive EQといった新機能を搭載します。

Adaptive EQはユーザーごとに異なる耳のかたちや装着具合に応じて中低音域をリアルタイムに補正するイコライザ。内側に搭載したマイクで検出します。

また声の再現性に優れる AAC-ELDコーデックに対応し、FaceTime通話時の音声品質が向上します。

通知の読み上げ、「探す」ネットワークへの対応も上位モデルの AirPods Proと共通。

ケースは汎用性のある Qi 方式に加えて、新たにアップルのくっつくワイヤレス充電 MagSafeでも充電できます。有線ではLightning。ケーブルは USB-C to Lightning同梱です。操作はタップから、 AirPods Proのようにステム(軸)をつまむ方式へ。

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価格は179ドル / 2万3800円。本日より予約を受け付け、10月26日発売です。従来モデル(第二世代)は129ドル / 1万6800円(有線充電ケース)に値下げして併売になります。

上位の AirPods Pro (3万580円)との違いは、アクティブノイズキャンセリングに対応しないこと、耳の穴に挿入するカナル型ではなく交換式イヤチップを採用しないことなど。新規設計ではありますが、機能としては AirPods Proの廉価版のような製品です。

前世代の AirPods (第二世代)との主な差は、空間オーディオとヘッドトラッキングへの対応、バッテリー駆動時間の延長、アダプティブEQ、ドライバ(スピーカー)新設計で音質向上、IPX4防沫、ステムの短い新デザイン、ステムをつまむフォースセンサ操作への変更、探すネットワーク対応など。

中身は従来モデルやProと同じ H1チップ

新たに肌検出センサーを搭載。耳に装着しているのか、ケースに収めずポケットに入れただけなのか判別してスリープ状態に。これは現行の AirPods Proにも載っていません。

ケースは従来のQi とMagSafe両対応。AirPods Pro もMagSafe対応ケース同梱へ。

旧型AirPods(第二世代)が1万6800円へ値下げ。第三世代と7000円差で併売

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