SNSで11万いいね「すしトッツォ」の作り方を伝授!球体に詰まったおいしさの秘密

マリトッツォならぬ「すしトッツォ」が誕生!

今年スイーツ界で大ヒット中のマリトッツォが、とうとうお寿司界にも現る!? Twitterに投稿された、テイクアウト寿司チェーン店・古市庵の新商品「すしトッツォ」が、またたくまに拡散されて話題になっています。その投稿には、なんと11万以上のいいね数が!

口コミでは「かわいい」「本当にマリトッツォみたい」「見た目だけではなく、味もおいしい」と、ハマる人が続出しているようですよ。そのうわさを聞きつけ「もしかしたら自分でも作れるかも!?」と思い立った筆者、家庭でも簡単にできるすしトッツォ作りに挑戦してみました。

材料

・酢飯(ごはんに市販のすし酢を混ぜたもの)……適量
・市販のネギトロ……適量
・海苔……適量
・小口切りにした小ねぎ……適量
・チューブ入りわさび(できれば粗おろしタイプのもの)、または茎わさび……適量
・千切りにしたたくあん……適量
・だし醤油または醤油……適量
・ごま油……少量

作り方

1. ネギトロの半量を “漬け” にする

ネギトロを半量ずつに分け、半量にのみだし醤油(もしくは醤油)とごま油で味付けをします。残り半量のネギトロは、味つけをせずそのまま使います。

本家はまぐろの切り身を漬けにしたものを使っているようですが、リーズナブルになるよう工夫しました。

2. 酢飯にわさびを混ぜる

酢飯にわさびを適量混ぜ込みます。わさびは粗おろしタイプや茎わさびを使うと、より風味豊かに仕上がりますよ。わさびが苦手な場合は、この工程を省いてもOKです。

3. 酢飯をまん丸く握る

酢飯をラップで包み、まん丸に握ります。できるだけギュっと握っておくのがコツ。大きさはお好みで!小さいものならキュートに、大きい場合は迫力のあるビジュアルに仕上がります。

4. 海苔を巻く

まん丸おにぎりに海苔を巻きます。ラップを使いながら、海苔にハリが出るようきっちりと巻きつけます。

5. 切り込みを入れる

海苔を巻いたまん丸おにぎりの中央に、深めに切り込みを入れます。おにぎりがパッカンと開いた状態になるまで、カットします。包丁を少し水で濡らしてから使うと、きれいに仕上がります。

6. 具材を詰める

おにぎりの切り込みの一番奥に、千切りにしたたくあんを詰めます。食感や味わいのアクセントを作る、大切な工程です。

あらかじめ “漬け” にしておいたネギトロを詰めます。

一番手前に、味つけをしていないネギトロを詰めます。マリトッツォのようにヘラでならして、表面がぼこぼこしないように仕上げましょう。

7. 小ねぎを添えて完成!

最後にネギトロの表面に小ねぎを添えれば、すしトッツォの完成です!

味のバランスがよく最後まで食べ飽きない!

できあがったすしトッツォは、コロンとしたキュートなビジュアルに。たっぷり詰められたネギトロが、食欲をそそりますよね。もっとインパクトのあるビジュアルにしたい場合は、さらにたっぷりネギトロを挟んでゴージャスに仕上げてみましょう。

外見はシンプルですが、中身はわさび風味のシャリに2種の味わいのネギトロ、そしてアクセントになるたくあんと、工夫がいっぱい。特に漬けにしたネギトロが入っているので、このまま醤油などをつけずに食べてもおいしいんです。

ごはんに入っているわさびと千切りたくあんがいい仕事をしていて、最後まで飽きがこないところもいいですね。ごはんをギュっと握ったので、とってもボリューミー。手のひらサイズのこの1個だけで、もうお腹いっぱいですよ。ああ、おいしかった……大満足です♪

あなたなら何を詰める?おすすめの具材アレンジ

まろやかな味わいが決め手!かにマヨすしトッツォ

かにのほぐし身、とびこ(トビウオの魚卵)をマヨネーズで和えれば、かにマヨすしトッツォのできあがり!マヨネーズは酢飯やかにとの相性が良く、まろやかな味わいに。とびこのプチプチとした食感も楽しめて、幅広い層におすすめできるアレンジです。

かには缶入りのものでも、またリーズナブルなかにかまを使ってもOK!ブロッコリースプラウトやハーブを添えると、彩りのアクセントになりますよ。

クリーミーな味わいが決め手!アボカドすしトッツォ

まぐろに似た味わいと評判のアボカドも、お寿司の具材に最適。特にきれいなグリーンの色合いを演出できるところが、おすすめポイントです。

アボカドの種と皮を取ったらフォークなどで実を潰して、レモン汁とオリーブオイルで調味すれば完成。最後に輪切りにしたすだちを飾って、醤油やポン酢をつけて召し上がれ♪

おうちごはんの新定番に

見た目もかわいらしいうえに、寿司ネタの味わいも存分に楽しめるすしトッツォ。おにぎりのように手軽に食べることができ、食べ応えがあるところも “おうちごはん” としておすすめできます。

実際に作ってみると案外手軽に作れたので、ぜひみなさんもお好きなネタを詰めてチャレンジしてみてくださいね。マリトッツォみたいに仕上げるには、ねっとりとした質感の具材を使うのがおすすめですよ♪

※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。