栃木県内の２９日までの１週間の感染状況です。

県内では９月２３日から２９日までの１週間で２１２人の感染が発表されました。

前の週より９３人減っていて５週連続で減少しています。

居住地別にみますと、小山市７５人、宇都宮市４２人、佐野市２２人、足利市１９人、栃木市１４人で首都圏に近い県南地域での感染が依然として多く確認されています。

年代別で最も多いのが２０代で４７人でした。

２０代から５０代の働く世代での合計は１５３人で全体の７割を占めています。

また、１０歳未満と１０代を合わせると３０人で全体の１割に達していて若い世代の感染拡大も予断を許さない状況です。

この１週間でコロナ患者３人の死亡が発表されました。

いずれも医療機関に入院していた６０代男性１人と８０歳以上の男性２人で、亡くなった人は累計で１１４人となっています。

警戒度レベルの判断基準となる７つの指標を見てみますと２９日時点で入院率が３５．０％で５段階中上から２番目のステージ３の範囲に入っていますが、そのほかの６つの項目は真ん中にあたるステージ２．５の範囲で、改善してきました。

一方で１日に緊急事態宣言が全面解除となり、再び爆発的な感染拡大とならないよう警戒が必要です。