栃木県議会通常会議は２９日、質疑・質問の２日目を迎え、新型コロナウイルスの感染再拡大への備えやアフターコロナの経済対策をはじめ地域の安全安心や振興策について４人が県の考えを質しました。

一般質問に立ったのは、とちぎ自民党議員会の琴寄昌男議員と県民クラブの一木弘司議員、夢と希望あふれる日光を創る会のあべひろみ議員、とちぎ自民党議員会小菅哲男議員です。　　　　　

この中で、県は今年度からスタートした第２期県文化振興基本計画の今後の方針の一部を明らかにしました。

この第２期計画は２０３０年度までの１０年間を期間として文化活動をまちづくりや観光、教育などのほかの分野と連携し、維持継承や振興を図るものです。

現在、県は各地の文化的資源や芸術などを掘り起こすため、市や町から聞き取りを行っています

今後、専門家や観光関係者などとともに年度内にも県内３ヵ所をモデル地域として選定し、文化とほかの分野を連携させた取り組みを実施してくということです。

今年度はコーディネーターの育成も開始して全県的な動きにつなげていくということです。