貧血を予防する食事法とは

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 栄養不足や鉄不足になってしまうと、貧血が起こることがあります。

貧血とは

貧血とは、血液中の赤血球の中にある、酸素を運ぶ役割のヘモグロビンの濃度が低くなった状態を指します。

立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、頭痛、胸の痛みなどの症状が起こります。

まずは食事で補おう!

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牛レバー

牛レバーはやわらかい肉質と濃厚な味わいが特徴です。

鶏レバーに比べるとやや臭みがありますが、うま味もたっぷり。

下処理を丁寧にすれば美味しく食べることができます。

貧血予防に効果的なビタミンB12や抗酸化作用の強いビタミンEが豊富に含まれています。

豚レバーは牛レバーよりも弾力がありしっかりとした食感が特徴です。

3種類の中で最もたんぱく質や鉄分が豊富で低脂肪。

運動後のたんぱく質補給や貧血が気になる時にもおすすめの食材です。

牛や豚に比べてクセがなく食べやすいことが特徴です。

キメが細かくしっとりとした食感で低カロリー。

糖質のエネルギー代謝に関わるビタミンB1や葉酸が豊富に含まれており、女性に嬉しい食材です。

鉄は酸素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルです。

また、筋肉内に酸素を取り込む働きもあり、不足すると酸素を上手く取り込めずに筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。

レバーに含まれている鉄は吸収率が高い「ヘム鉄」なので、効率よく鉄を摂取することができます。

鶏レバー、豚レバーに多く含まれているビタミンAは目の機能、皮膚や粘膜の健康を保つために必要なビタミンです。

粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があります。

また、肌荒れ予防にも効果が期待できます。

さらに、強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果があると言われています。

脂溶性のビタミンなので油と一緒にとることで吸収率がアップします。

鶏レバーに最も多く含まれている葉酸はビタミンB群の一種です。赤血球を作るために必要な栄養素で、貧血予防にも欠かせません。

また、DNAを正常に作る材料にもなります。

特に妊婦さんは赤ちゃんの成長に必要な栄養素なので、積極的に摂取する必要があります。

貧血予防のツボを使おう

●血海
ひざのお皿の上、内側角にくすり指をおき、指幅3本そろえて、人さし指があたっているところが血海です。

●三陰交
ツボのとり方内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが三陰交です。

[文:meilong スタッフ]


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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。

世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。

千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。