ドローン飛行場が市原にオープン! さっそく体験、都心から近くて便利

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ドローンを楽しむユーザーが増えていますが、飛行には法律など各種条件があり、どこでも飛ばせるわけではありません。

とくに200g以上の機体は航空法の遵守が必須となっており、飛行禁止区域として、空港周辺、150m以上の上空、人家の集中地域(DID)があります。
また、「日中の飛行」「目視飛行」「人物建物などから30m以上の距離」「イベント飛行禁止」「危険物輸送の禁止」「物件投下の禁止」などの条件があり、この条件外で飛行するには、国土交通省への手続きが必要となります。
航空法以外にも、市町村の条例による規制、道路交通法など、確認をすることが必要です。

実は、ドローン飛行を手軽に楽しむには、ドローン練習場がお勧めです。

各練習場の規則を守ることで、安全にドローンを飛ばすことができます。
ですが都心では広いドローン練習場を探すことが困難でした。

そんな中、都心から近い市原にドローン練習場「Ichihara Drone Field(市原ドローンフィールド)」がオープンしました。

市原ドローンフィールドは、都心から車で1時間程度。有視界飛行エリアは6万坪あります。
さっそく紹介します。


「Ichihara Drone Field(市原ドローンフィールド)」



DJI Mini2で飛行した様子


「Ichihara Drone Field(市原ドローンフィールド)」には、FPVレース用のコース、バッテリーの充電(発電機対応)、練習場隣接の仮設トイレ、ドローンレース練習用の障害物(ゲート、フラッグ、ラダー、グラビティー、7連続ゲート、横並びの2連続ゲート)も常設しており、ドローン飛行を楽しむことができます。

6月26日にはオープニングイベントが行われ、ドローンやラジコン飛行機のデモ飛行が行われました。


オープニングイベントでラジコン飛行機のデモ飛行



オープニングイベントで各種ドローンの展示


リーズナブルで高機能なドローンの機種が増えていますが、飛行できる場所を準備するのは手間がかかります。このような練習場が増えることで、ドローンが手軽に楽しめるようになることを期待します。

「Ichihara Drone Field(市原ドローンフィールド)」
千葉県市原市葉木117



執筆 伊藤浩一