昆布つゆ1本で作る大盛り弁当(画像提供:せっかちかあちゃん)

写真拡大

 Youtube急上昇クリエイターにも入っている大家族のママYoutuber「せっかちかあちゃん」の料理動画が話題に。なんと、料理の味付けをほぼヤマサの『昆布つゆ』だけで済ませてしまい、『昆布つゆ』の回し者かというくらいに同商品が頻度高く登場している。なぜ『昆布つゆ』ひとつで味付けをするようになったのか、料理をする際に何を大事にしているのか、せっかちかあちゃんに話を聞いた。

【動画】夜中3時から大家族ママの弁当作りが始まる…どんな料理も「昆布つゆ」1本でおいしく味付け! 弁当レシピ3選

■「砂糖やみりんといった調味料をいろいろ買い揃えるのはハードルが高かった」

――焼うどん、肉じゃが、冬瓜煮、生姜焼きなど、ほぼ全ての料理の味付けをヤマサの『昆布つゆ』ひとつで行っていますが、このような料理スタイルになったきっかけは何だったのでしょうか?

【せっかちかあちゃん】私は21歳のときには子どもが4人いたんですけど、当時働けていなくて、旦那さんの収入だけでやりくりしていたんです。でも、旦那さんもまだ21歳だったので本当にお金が無く、砂糖とかみりんといった調味料を色々と買い揃えるのはハードルが高くて…。

――調味料って意外とたくさんありますからね。

【せっかちかあちゃん】だから、何か一個の調味料でできないかなって考えるようになって、「めんつゆだったらいけるんかな」と思ったのがきっかけですね。そこから、めんつゆのみとか、塩こしょうだけとかで味付けをし始めていくうちに『昆布つゆ』と出会って、「これ、すごく美味しいわ!」って感じたんです。

――『昆布つゆ』の魅力は、どういったところですか?

【せっかちかあちゃん】食材の味を消さないところです。他のめんつゆも消さないんですけど、それ独特の味が出るように私は感じるんです。食べ物がめんつゆの味になるというか。でも、『昆布つゆ』は食材の味がメインで、ほんのりとつゆの味がする程度なので、それがすごくいいんです。あくまでも、つゆはおまけといった感じなんですよね。

――『昆布つゆ』レシピの中で、家族からも人気の高い料理は?

【せっかちかあちゃん】やっぱり玉子焼きですね。どんな具を入れても、みんな美味しいって言ってくれます。

■ 料理をする上で心がけていることは“調味料の料理”ではなく“食材の料理”

――料理をする上で、大切にしていることは何でしょうか?

【せっかちかあちゃん】 “調味料の料理”ではなく“食材の料理”をするように心がけています。例えば、ケチャップとかマヨネーズとかをかけすぎると、食材の味ではなくてその調味料の味になるだけなんです。そりゃ、うまいに決まっとるでしょうけど…。

――調味料の量についての表現も、煮物を作る際の水と昆布つゆの割合について「そうめんつゆを作るときの色」や炒め物に鶏がらスープの素や塩コショウを使用する際の量について「ごはんにふりかけをかけるように」など、独特だけど、わかりやすいのもまたかあちゃんの料理動画の魅力だと思います。

【せっかちかあちゃん】実際に子どもたちに教えるときにああいった形で教えているんです。それで理解してくれていたので、動画でも同じようにレクチャーしています。

 昆布つゆという一つの調味料で展開されるレシピは、料理に苦手意識がある人にとってエポックメイキングなはず。今回は、弁当のおかずにもなって家族の大好物だというねぎ入り卵焼きとピーマンの肉詰めを紹介。

〈家族大好物の卵焼き〉

材料(2〜3人前)

・ねぎ 1本

・卵  2〜3個

・昆布つゆ 

1.ねぎを丸切りする。

2.卵を割り、ねぎを入れ、ヤマサの昆布つゆを適量入れる。

3.油を引いて焼いて、巻くを繰り返すと出来上がり。

〈昆布つゆで作るピーマンの肉詰め〉

ピーマン 2個

玉ねぎ 1個

牛豚合いびき肉200g

昆布つゆ 適量

1.ピーマンを縦に半分に切り、種を取り除いたあと、内部に片栗粉をふりかける。

2.玉ねぎをみじん切りにし、合いびき肉と混ぜ合わせる。

3.ピーマンに2.を詰める。

4.鍋に詰めた肉の部分を下に置くようにして3.を詰めていく。

5.昆布つゆと水をそうめんのつゆぐらいの濃さぐらいにし、4.がひたひたになるくらいに入れ蓋をして火にかける。

6.ピーマンの色が黄緑色ぐらいになったら出来上がり。

 この他にも昆布つゆ縛りの弁当調理動画では、肉じゃが(こちらも味付けは昆布つゆだけ!)、サーモン焼き、ウィンナーなど食べ盛りの男の子が好きなおかずが盛りだくさん。また、せっかちかあちゃん流お弁当の盛り付け方も必見。動画はYouTube「せっかちかあちゃん」で視聴できる。