栃木県と宇都宮市は27日、新たに20人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

感染が確認されたのは、さくら市、小山市、鹿沼市、宇都宮市の未就学児から50代までの男女20人です。

このうち10人は、宇都宮市で同じ保育施設に通う園児です。

この保育施設では26日までに職員9人の感染も確認されていて、県は71例目のクラスターに認定しました。

職員が発症後も勤務を続けたことや園児、職員同士の接触感染が原因と推定されています。

県ではこの保育施設の職員30人、園児など利用者131人に対して検査を進めていて、施設は1週間ほど休園する対応を取っています。

県内の感染者は累計6959人になりました。 

現在の療養者は227人、重症者は11人、入院調整中は19人です。

近県の状況は埼玉県で85人の感染、茨城県で1人の死亡と37人の感染、群馬県で4人の感染を発表しています。