新型コロナウイルスについて県と宇都宮市は25日新たに27人の感染を確認したと発表しました。

感染が確認されたのは、小山市、壬生町、茂木町、鹿沼市、佐野市、宇都宮市の10歳未満から70代までの男女27人です。

このうち宇都宮市の40代男性は市の子ども未来課の職員で、市民とほかの職員に濃厚接触者はいないということです。

感染者の累計は、今月22日に感染を発表した高根沢町の20代女性の発生届が取り下げられたため1人減り、6902人になりました

現在の療養者は194人でこのうち重症は11人、入院調整中は26人となっています。

続いて県が発表した23日現在の市町別の高齢者向けの優先接種の状況です。

1回目の接種率を見ると足利市がもっとも低く次いで宇都宮市です。

真岡市は引き続き1回目、2回目とも接種率が最も高くなっています。

県平均の接種率は、23日現在で1回目が41.03%で全国45位です。

2回目は12・88%まで上がりました。

茂木町は1回目、2回目とも真岡市に次いで2番目に高い接種率です。

那須町も1回目の接種率が6割を超えました。県内で3番目に高くなっています。

そのほかの関連情報です。

上三川町は、64歳以下のワクチンの接種権を来月上旬に発送すると発表しました。

予約の開始日は、60歳から64歳の人と基礎疾患のある人は7月15日で町のワクチン相談予約センターとインターネットから受け付けています。

その後、年代ごとに対象者を区切って案内するということです。

最後に近県の状況です。埼玉県では1人の死亡と100人の感染、茨城県では56人の感染群馬県では4人の感染を発表しています。