無病息災を願う宇都宮市の郷土玩具「きぶな」のアート作品が25日からJR宇都宮駅などに展示されています。

新幹線の切符売り場の前に子どもたちが描いたきぶなアートがずらりと並びます。

宇都宮市の「黄ぶな」は江戸時代に天然痘が流行したときに、田川で釣れた黄色いフナを食べて病を治したという伝説があり厄除けなどの象徴として現在でもお土産などで親しまれています。

「宇都宮駅前きぶなプロジェクト」と題して行われているこの展示会は、新型コロナウイルスの収束の見通しが立たない中「きぶなで宇都宮を元気に!」をテーマに、JR宇都宮駅、宇都宮パセオ、トナリエ宇都宮の3施設で行われています。

3つの施設の合同開催は初めてです。

きぶなは市内にある就労継続支援施設どんぐりで利用者が作り、色は今泉保育園、作新学院幼稚園ようとう保育園認定こども園さくらが丘の園児たちが塗りました。

合わせて300体展示されていますがユニークな発想の世界に一つしかないきぶなを見ることができます。

きぶなの展示は、7月26日まで行われています。