(C)住野よる/双葉社  (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ

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日テレ系「金曜ロードショー」は、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』を7月23日に放送する。

『君の膵臓をたべたい』は、住野よるのデビュー作にして代表作で、累計300万部以上のベストセラー小説。2017年には浜辺美波、北村匠海の主演で実写映画化。興行収入35.2億円の大ヒットとなった。クラスメイトの桜良から、余命僅かであることを偶然知らされた「僕」。秘密を共有する二人が共に精一杯生きる日々―その「キミスイ」を劇場アニメ化した本作は、アニメならではの優しいタッチで、切なくも美しい青春ストーリーを新たに描き出す。主人公「僕」は高杉真宙、ヒロインの山内桜良はLynnが演じている。

【高橋祐馬プロデューサー(アニプレックス)コメント】
『君の膵臓をたべたい』は、 [僕]という少年と[山内桜良]という少女の出会いから始まる物語で、季節が巡る中で心を深く通わせる二人の姿が、読者の胸を強く打つ本当に素晴らしい小説です。一読者として、読み終えた時、その出会いに心震え、沢山泣きました。

アニメ化させて頂くにあたっては、小説に真摯に向き合い、小説の読後感をアニメを観終えた際にも感じて頂ける映像を目指し、あの時だからこそ出会えたスタッフ・キャスト・アーティストの皆さんと一生懸命制作しました。あの時の自分たちを全て込めて、楽しんで頂ける作品が出来たと思っています。

誰かと出会うことが以前より少し難しい今、作品を通じて視聴者の皆さんと出会えることをとても幸せに思います。ご覧いただいた皆さんの心に、何かが咲く時間となりましたら幸いです。

【放送日時・作品情報】
7月23日(金)21時00分〜10時54分
劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」(2018)
◆原作:住野よる
◆監督・脚本:牛嶋新一郎 
◆アニメーション制作:スタジオヴォルン
◆声の出演:高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見

彼女は言った。「君の膵臓をたべたい」
春。まだ遅咲きの桜が咲いている、4月のこと。他人に興味をもたず、いつもひとりで本を読んでいる高校生の「僕」は、病院の待合室で、一冊の文庫本を拾う。手書きの文字で『共病文庫』と題されたその本は、天真爛漫なクラスの人気者・山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。日記の中身を目にした「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命いくばくもないことを告げる。それは、家族と医師以外には病気を隠している彼女にとってただひとり、秘密を共有する相手ができた瞬間だった。最期の日が訪れるまで、なるべくこれまでどおりの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。
――それは、「僕」の春の思い出。彼女の一生の思い出。