家事や仕事は朝に集中!【ワーキングママのモーニングルーティーン#1】

3児の子育てをこなすワーキングママ!

今回ご紹介するのは、湘南の自宅兼店舗にてケータリングや焼き菓子ギフトの制作などを行っている片山けいこさん。8歳、5歳、3歳の3人のお子さんを育てているワーキングマザーです。フリーランスとして仕事をしながら、まだまだ手のかかる年頃のお子さんを育てるけいこさんのモーニングルーティンを教えてもらいました。

AM5:15:起床・コーヒーのスイッチを入れる

「平日はだいたいこの時間に起床しています。夜は子供と一緒に布団に入るので遅くても22時頃までには就寝。夫も出勤が早いので同じタイミングで起きることが多いですね。

起きたらまずコーヒーメーカーのスイッチを入れ、夫と私の分のコーヒーを淹れます。椅子に座ってゆっくり飲む時間はないので、とりあえず用意しておいて準備や作業をしながら各々飲むというのが我が家のスタイルです」

AM5:20:甘酒を飲み、洗濯機を回す

「コーヒーとは別に甘酒も毎朝飲むようにしています。栄養価が高く腸内環境を整えてくれるし、発酵した麹の甘みで脳が起きるような気がするんですよね!私は炊飯器やヨーグルトメーカーで手作りしたものを小分けにして、冷凍させたものを飲んでいます。

健康のために子供達にも飲ませたことがあるんですが、気に入らなかったようなので今はひとり時間の楽しみとしています(笑)」

「子供がいない昼の時間はなるべく仕事を優先したいので、家事は朝集中タイプ。起きたらとにかく早めに洗濯機のスイッチを押すようにしています。一度目の洗濯が終わったら二回目を回す!ここまでをなるべく早く済ませるようにしていますね。掃除機などの家事類も隙間時間を見つけて朝のうちに終わらせています」

AM5:30:夫の朝食・お弁当準備

「家事がひと通り終わったら、夫のお弁当や朝ごはんを準備します。夫は車の中で朝ごはんを食べるので、おにぎりやサンドイッチなどサクッと食べられるものを用意。お弁当は毎日持っていくわけではないので、必要な日に作るという感じです。

朝はなるべく頭を使いたくないので、お弁当に入れるものは焼き物・酢の物・炒め物で構成すると決めています。焼くだけのものや、作り置きを使って10分ほどで完成。ただでさえ忙しい時間なので、気合を入れすぎない・無理しないことが一番です!」

AM5:50:身支度・仕事の仕込み

「お弁当作りが終わったら、とりあえず5分ほどで顔を洗って着替えます。以前はコンタクトをしていたんですが、付けたり洗ったりと何かと時間がかかるので、ここ最近は外出時だけメガネをするように。化粧はここですべて済ませるのではなく、隙間時間で行なっています。

洋服はワンピースやオールインワンなど、それだけで着こなしが終わるようなスタイル。いちいち上下の組み合わせや色を考える時間がなくなるので、これが結構時間短縮になっていると思います」

「空いた時間でお菓子の仕込みやレシピの準備など、仕事の下準備をしています。本格的に仕事を開始するのは9時頃からですが、ひとりになったあとは余裕を持って仕事をしたいので、なるべくできることはやっておきます」

AM6:30:メールや1日のスケジュールチェック・子供の起床

「洗い終わった洗濯物を干したら、メールのチェックや1日のスケジュールを確認します。そんなこんなをしていると、子供たちが起床。うちの子はみんな早起き体質でだいたいこのくらいの時間に起きてきます。早い日は6時前に起きてくることもあるので、そんな日は早めにひとり時間が終了(泣)。子供たちが起きてきたら、仕事の準備と同時進行でパパッと朝ごはんの準備をします」

AM7:00:子供と朝食・子供の身支度

「7時になったら子供達と一緒に朝食を食べます。日中は学校や保育園でバランスの良い食事をとっているし、夕食も栄養のある献立を心がけているので、朝食はホットサンドやおにぎり、バナナシェイク、グラノーラなど単品で済ませることが多いですね。朝の時間はとにかく仕事の準備と家事を優先させています!

朝食が終わったら子供達の身支度タイム。みんな声かけをすれば自分たちで準備ができるようになってきたので、とてもラクになりました。下の子もお姉ちゃんお兄ちゃんのマネをしたり、手伝ってもらったりしているので、私はこの時間も仕事や家事に集中。

下の娘ふたりは私が準備した服では納得いかない日があり、自分でコーディネートをする日もしばしば。口を出してしまうと機嫌が悪くなるので、コーディネートがおかしくてもやりたいようにさせています(笑)」

AM7:40:ゴミ出し・長男のお見送り

「ゴミ出しのタイミングで長男のお見送り。小学生になってからは、自分のことは自分でさせるようにしているので、持ち物・忘れ物チェックなどは声かけのみで特にしていません。自分で判断して自分で責任を負えるように自立心が育って欲しいので(笑)。本人も自分でいろんなことができるようになってきたので、手もかからなくなってきましたね~。

そんなこともあってか、ちょっとだけうしろ姿が頼もしくなったような……。これからも頼れるお兄ちゃんとしてどんどん成長してほしいですね」

AM7:50:子供の自由時間・仕込みの準備

「下の子達の登園時間までは再び仕込みの準備。子供達はふたりでテレビを見たりおもちゃで遊んだりしています。仲良く遊んでくれているといいんですが、たまに喧嘩が勃発してしまうことも……。そのまま保育園に行きたくなくなってしまうと困るので、そんな日はイライラする気持ちを抑えてなんとかなだめに入ります(笑)」

AM8:25:子供の登園・食材の買い足し

「喧嘩をしていなくても保育園に行きたくないという日があるので、そんな日は『頑張って早お迎えするね』『帰ってきたらスーパーでお菓子買おうね』という娘達のテンションが上がる言葉でなんとか言いくるめます。車で行くと駐車場から少し歩かなければいけないので、基本は自転車にふたりをのせて登園。

我が家はパルシステムを利用しているのですが、どうしても足りないものが出てくるので、このタイミングでスーパーに寄って帰ります。ネットスーパーを利用していた頃、注文するのが面倒だったり、思っていた商品とちょっと違った……ということがあったので、買い足しはスーパーでするようになりました!」

AM9:00:仕事開始

「掃除や洗濯は終わらせているので、帰ってきたらそのまま仕事に集中します。ひとりの時間は少しでも余裕を持ちたいという思いから、バタバタする家事は全部朝に終わらせておく私のモーニングルーティーン。ゆっくりした時間は取れませんが、このスタイルが私に合っていると思います。

母の身支度が簡単に済む方法も取り入れていますが、子供達にも準備や身支度を積極的に覚えてもらうようにしています。以前は『これもしてあげたい・あれもしてあげなきゃ!』という気持ちが強かったんですが、それでは自分の負担が増える一方なんですよね……。子供たちにもできることは自分でさせて、母も手の抜きどころを作る。それが毎日をこなしていく大切なポイントだと思っています」

できることは自分でやらせてみよう

今回片山さんのルーティーンを聞いて特に印象的だったのは、お子さんがなんでも自主的に行なっているということ。朝は自分たちで起きてきて、身支度もある程度自分で終わらせる。これだけでもお母さんの負担はかなり減りますよね !

すべてやってあげるのではなく、子供自身にもやらせてみる。初めのうちは時間がかかってしまうかもしれませんが、それがお母さんの余裕やお子さんの成長につながっていくのではないでしょうか。

取材・文/ 樋田由香(macaroni 編集部)