ドイツU21代表シュテファン・クンツ監督は、U21欧州選手権の決勝トーナメントに向けて、当初よりも1日遅れで代表メンバーを発表した。その理由となったのが、どの選手が入れ替え戦へと進出することになるのかの見極めにあった。

 その結果、イズマイル・ヤコブスとサリフ・エズカン(ケルン)、ヤンニ・セラ(キール)、ヴィタリー・ジャネルト(ブレントフォード)らは、少なとも準々決勝デンマーク戦では脇役が見込まれ、さらにボランチのニクラス・ドルシュが出場停止。

 こういった事情や負傷なども考慮し、クンツ監督は3選手の追加招集を決定。その中にはアルメル・ベラ・コチャプ(ボーフム)、ヤニク・カイテル(フライブルク)と共に、ドイツ人の父と日本人の母をもつアペルカンプ真大(デュッセルドルフ)も含まれている。

GK:マルクス・シューベルト(フランクフルト)、フィン・ダーメン(マインツ)、レナルト・グリル(レヴァークーゼン)

DF:ヨーシャ・ヴァグノマン(ハンブルク)、ダヴィド・ラウム(フュルト)、ニコ・シュロッターベック(ウニオン)、アモス・ピーパー(ビーレフェルト)、パウル・イェッケル(フュルト)、イズマイル・ヤコブス(ケルン)、マキシム・ライチュ(ボーフム)

MF/FW:ニクラス・ドルシュ(KAAヘント)、フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン)、アルネ・マイアー(ビーレフェルト)、ヨナタン・ブルカルト(マインツ)、ルーカス・ヌメチャ(ハンブルク)、サリフ・エズカン(ケルン)、 ヤンニ・セラ(キール)、アントン・シュタッハ(フュルト)、カリム・アデイェミ(ザルツブルク)、ヴィタリー・ジャネルト(ブレントフォード)、リドル・バクー(ヴォルフスブルク)、マテオ・クリモヴィッチ(シュトゥットガルト)

追加メンバー:アペルカンプ真大(デュッセルドルフ)、アルメル・ベラ・コチャプ(ボーフム)、ヤニク・カイテル(フライブルク)