共にサンミュージック所属のカズレーザーと松陰寺太勇

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メイプル超合金・カズレーザー(36)とぺこぱ・松陰寺太勇(37)が、ラジオ番組で“吉本の壁”について話した。大勢の芸人がひな壇に並ぶトークバラエティ番組では、吉本芸人同士で盛り上がり「なかなか入っていけない時がある」と松陰寺は悩んでおり、カズレーザーに相談に乗って欲しかったという。

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松陰寺太勇を「松井さん」と呼ぶカズレーザー。2人は下積み時代に吉本以外のいろんな事務所の芸人が出演するライブで一緒になり、舞台が終わってから何度か一緒に酒を飲んだ思い出があるそうだ。カズレーザーはその飲み会目当てでライブに出演していたほど、同じ志を持った仲間と語り合うのは楽しかったそうだ。2016年あたりからメイプル超合金はテレビ番組に呼ばれるようになったが、それ以降は連絡先を交換するほど親しくなったのは5人くらいしかいないというカズレーザー。「ライブに出ている人が好きだから、一緒に飲みたかったんだよね」と当時を懐かしんでいた。

メイプル超合金がブレイクする前のカズレーザーのインスタグラムには、今年バラエティ番組でよく見かけるようになった錦鯉の2人やヒコロヒーの姿もある。当時は「煙草は人から貰うものか、拾うものだった」というカズレーザーに、松陰寺は「僕もあげたことがありますよ」と笑う。お金はなかったが毎日が愉快だった―と2人は同じ思いだった。

27日深夜のラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』(TOKYO FM)で共演したカズレーザーと松陰寺だったが、実はバラエティ番組で一緒に出演する機会がほとんどなかった。2020年ブレイクタレントランキング1位に選ばれたぺこぱは現在、人気バラエティ番組に引っ張りだこだ。メイプル超合金も2015年の『M-1グランプリ』で決勝進出し、7位に終わるも2016年ブレイク芸人ランキングで1位を獲得するほどの人気を得た。そこで松陰寺は、カズレーザーに会ったらぜひ聞きたいことがあったという。トークバラエティでどうしても超えられない“吉本の壁”についてである。

売れていない劇場時代のエピソードとかで結構盛り上がるところには「もう入っていけない」と松陰寺が言うと、「もう無理ですよね、MCが吉本の人だった場合は100%無理」とカズレーザー。MCがそれを求めているから、まずは先輩の芸人が振ったエピソードがウケて、それに後輩芸人が先輩が知らなかったエピソードを付けたりしてさらにウケる。「それは鉄壁のガードというか」「こればっかりは人海戦術なので、どうにもならない」とカズレーザーはとうに諦めている様子だ。ただぺこぱは今後もバラエティ番組でひな壇トークを披露することが多いと予測されるので、何とか相方であるシュウペイの持ち前のパワーで吉本芸人の中に切り込んでいってもらいたいと考えている。

そんなカズレーザーが今、最も楽しい仕事は『家事ヤロウ!!!』(テレビ朝日系)だという。家事という分野の奥深さを知り、深夜枠からゴールデンタイムに進出した際の記者会見では「いろんな企画に挑戦したい」と大変意欲的であった。 バカリズム、中丸雄一(KAT-TUN)との相性もバッチリなようで、ワクワクしながら収録に参加しているようだ。

画像2枚目は『TOKYO SPEAKEASY 2021年4月28日付Twitter「2名の「噂の人物」による深夜のガチ生トーク番組」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)