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Appleは27日午前2時(現地時間26日午前10時)、iPhoneのオペレーティングシステムiOSの最新版iOS14.5をリリースした。

本バージョン最大の目玉は、Apple Watchと合わせて使うことで、マスクをしたままiPhoneの顔認証が突破できるという点。

2017年11月に発売されたiPhone X以降(iPhone SE(第2世代)を除く)のiPhoneは、ホームボタンを搭載せず、生体認証は顔認証(Face ID)のみとなっていた。

そのため、コロナ禍におけるマスクを着用したままではロックが解除できず、いちいちマスクを顎まで外したり、パスコードを打ち込むなどの手間がかかっていた。

新しいロック解除方法は、Apple Watch Series 3以降のApple Watchがあれば、事前の簡単な設定でマスクをしたままiPhoneのフロントカメラに顔を映せばロックの解除が可能になり、格段にストレスが減る。

そのほかのiOS14.5の新機能は、新発売された忘れ物防止タグ「AirTag」への対応(探すApp)、新しい絵文字の追加、Siriの機能追加、5Gの改善、複数の不具合・バグの修正などが含まれている。

発表資料
URL:https://developer.apple.com/documentation/ios-ipados-release-notes/ios-ipados-14-release-notes
2021/04/27