「旅する立版古 -日本古来のペーパークラフト立版古で京都の風景をつくって楽しむ-」

京都府で出版業を営む光村推古書院株式会社は、「旅する立版古 -日本古来のペーパークラフト立版古で京都の風景をつくって楽しむ-」を発売した。完成サイズが約160(幅)×135(高さ)×90(奥行)mmのペーパークラフト。価格は1,980円(税込)で、一部書店や同社の直販サイト(https://mitsumurasuiko.stores.jp/)で購入できる。

“立版古”とは、江戸時代から明治時代にかけて庶民の間で広く親しまれていたもの。かつては錦絵を立体的に組み立てて作り、奥行きのある“おもちゃ絵”として人気であった。光村推古書院株式会社による「旅する立版古」では、その“立版古”が現代風にアレンジされており、はさみや糊を必要とせずに気軽に楽しむことが可能。ばらばらのパーツを組み立てて、徐々に立体的な風景を作り上げていく楽しさを味わえる。

デザイン・設計を担当したのは、ペーパークラフト作家の石井希氏。石井氏のイラストの繊細なタッチや色が、老舗の美術出版社ならではのクオリティの高い印刷で再現された。完成品を覗き込むと可愛らしい京都の町に迷い込んだかのような立体感があり、インテリアとしておしゃれに飾れることはもちろん、メッセージを書き込んでポップアップカードのように“ペタン”とたたみ、封筒(定形外)に入れて送ることもできる。


完成品にメッセージを書いて人に送ることも可能

光村推古書院株式会社
URL:http://www.mitsumura-suiko.co.jp/
2021/04/27