トップ100に10人!飛躍続けるイタリアが新記録

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ここ数年、目覚ましい勢いで成長しているイタリアのテニス界。その飛躍を象徴する出来事がATPランキングで起きた。テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICが伝えている。

4月5日付のランキングで、イタリア人選手が上位100位以内に10人ランクイン。これは同国最多記録となる。10人の顔ぶれは以下の通り。


順位/姓名(国名)/ポイント
10.マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)…3,453
18.ファビオ・フォニーニ(イタリア)…2,548
23.ヤニク・シンネル(イタリア)…2,369
34.ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)…1,717
69.ステファノ・トラバグリア(イタリア)…1,024
87.サルバトーレ・カルーゾ(イタリア)…876
90.ロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)…861
91.ジャンルカ・マジェル(イタリア)…843
93.マルコ・チェッキナート(イタリア)…834
96.アンドレアス・セッピ(イタリア)…814


上位100位以内に入っているイタリア人選手は、2018年末の時点で4人(当時の上位からフォニーニ、チェッキナート、セッピ、ベレッティーニ)しかいなかったが、その1年後には8人(ベレッティーニ、フォニーニ、ソネゴ、チェッキナート、セッピ、シンネル、トラバグリア、カルーゾ)と倍増。


その後、今年3月22日に急成長中の19歳ムゼッティが新たに加わり、昨年2月に初のトップ100入りを果たすも一時100位台に戻っていたマジェルが今回返り咲いたことで、今回の快挙となった。


なお、最新ランキングの上位100位以内に最も多くの選手がランクインしているのは、スペインとフランスの11人。次いでイタリアとアメリカの10人となる。


現在開催中の大会でも、「ATP250 カリアリ」(イタリア・カリアリ/4月5日〜4月11日/クレーコート)でムゼッティとチェッキナートとソネゴが、「ATP250 マルベージャ」(スペイン・マルベージャ/4月5日〜4月11日/クレーコート)でフォニーニとマジェルが、それぞれ2回戦進出を決めている。イタリア勢の活躍はしばらく続きそうだ。


テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 ローマ」でのムゼッティ
(Photo by Angelo Carconi - Pool/Getty Images)