エンタメもナビも“通信”で便利に!|カロッツェリア サイバーナビ AVIC-CQ911-DC|

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パイオニア カロッツェリアのフラッグシップ・サイバーナビは“ネットワークスティック”の標準装備で通信機能が使い放題。トップレベルのエンターテインメント機能、ナビ機能を実現している。

ハイスペック搭載のフラッグシップ機
カロッツェリアの「サイバーナビ」シリーズが2020年モデルにスイッチ。デリカD:5に搭載された「AVIC-CQ911-DC」を試した。

サイバーナビには本体サイズや画面サイズが異なるモデルが4タイプあり、それぞれに通信モジュールの「ネットワークスティック」とワイヤレスコントローラーの「スマートコマンダー」を付属したモデル(型番の末尾が-DC)を用意している。

同社のフラッグシップとなるだけに業界トップレベルのスペックを備えるが、注目はNTTドコモの車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」が利用できることだ。


●docomo in Car Connectに対応するネットワークスティック。これによって通信機能が利用できる。車載Wi-Fiとしても活躍する

付属またはオプションのネットワークスティックを介してドコモのLTE回線を定額料金(1年間は無料。2年目以降は1万3200円/年、1650円/月、550円/日)で使い放題。スマホを用いずYouTube動画をストリーミング再生したり、独自のレコーダーアクセス機能で自宅のレコーダー(対応機種)に収録した映像コンテンツの遠隔再生が行える。スマホやタブレット、パソコン、ゲーム機など自分で持ち込んだ機器でインターネット接続ができ、Wi-Fiスポットとしても活用可能だ。

もちろんこの通信機能はナビ関連でも利用でき、インフォガジェットではユーザーの利用データを基にサーバーから取得した最適なスポット情報を地図画面と同時に表示。さらに自動地図更新(2023年10月31日まで無料)に対応するほか、ドライブに役立つ多くの最新情報を取得したり、高度な渋滞回避ルート探索などが行える。



優れたコントロール性を実現


●スマホ同様の静電式タッチパネル。メニューの表示項目は位置やサイズの変更が可能だ


●前面パネルはフルフラットで、画面の下側には触れるだけで反応するタッチキーを搭載


●サイバーナビは高級感あふれるデザインも魅力。画面は7型、8型、9型の3サイズ


●手元を見ずに主要なナビ/AV操作ができるスマートコマンダー。Bluetoothで接続



車内エンタメをたっぷり楽しめる


●AVソースメニューからすぐにYouTubeの動画が見られる。自分の所有しているIDでログインができ、好みの動画検索も簡単だ



●レコーダーアクセス機能では離れた場所に設置したレコーダー(適合機種)の収録映像、受信映像が見られる。スマホアプリも利用



●AmazonのFire TV Stickを組み合わせれば多彩なコンテンツが楽しめる。サイバーナビと組み合わせた後席モニターにも映し出せる


●スマホのネット接続も便利。ストリーミング音楽アプリを再生し、ナビとBluetooth接続すれば車両スピーカーから音が聴ける



役立つ最新情報も取得できる


●カロッツェリア独自のスマートループ渋滞情報も活用した「スーパールート探索」を行える。渋滞回避能力もきわめて高い


●インフォガジェット機能はオススメスポット情報や再生中のAVソース情報を地図画面上に常時表示。情報更新も自動で行われる


●走行中にも通信で得られた最新情報が画面に次々と現れる。このスポットウォッチャーはルート上の渋滞しやすい箇所の写真を表示


●タイムズ、三井のリパーク、名鉄京商パーキングの最新駐車場満空情報を取得できる。目的地や中継地としても簡単に設定が行える

価格:オープン(実勢価格:23万1000円前後)



手軽に使える車載用Wi-Fiにも注目「DCT-WR100D」
希望小売価格=2万7500円


●本体は運転席まわりに設置。1度に5台までのネットワーク機器を接続できる


●シガーライターソケットにプラグを差し込むだけで準備完了。誰でも簡単設置

クルマの中にWi-Fi環境を作り出せるアイテム。両面テープで本体を固定し、電源はシガーライターソケットから取得できる。ユーザー登録はスマホから行う。スマホやタブレット、パソコン、ゲーム機などさまざまなネットワーク機器の接続が可能となり、車内のエンタメ性がグンとアップ。通信料金も定額(1万3200円/年、1650円/月、550円/日)で使い放題と経済性も抜群だ。

■問い合わせ先
パイオニア
0120-944-111
http://carrozzeria.jp