国立競技場前に設置された五輪モニュメント(2021年1月8日撮影)。(c)Behrouz MEHRI / AFP

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【AFP=時事】菅義偉(Yoshihide Suga)首相は22日、東京五輪の中止は避けられないとする与党幹部の話が報じられる中、大会開催に「決意」を固めていると述べた。

 英紙タイムズ(Times)が与党幹部の話として、日本が2032年の五輪開催に焦点を移していると報じる中、菅首相は延期された大会は予定通り開催されると主張した。

 同紙の報道を積極的に否定しなかった菅首相は「東京大会については人類が新型コロナウイルスに勝った証しとして、また東日本大震災からの復興を世界に発信する機会とし、感染対策を万全なものとし、東京都、大会組織委員会、国際オリンピック委員会(IOC)と緊密に連携しつつ、安全・安心な大会を実現する決意であります」と述べた。

 また、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games)もこの報道について問われると、「安全で安心な」大会を実現することに集中していると応じた。

 組織委は「政府においては、菅首相が大会開催への決意を示しておられ、また、コロナ対策調整会議を設置し、大会開催のために徹底的なコロナ対策を講ずることを主導いただいている」と発表。続けて、「政府、東京都、組織委、IOC、国際パラリンピック委員会(IPC)などすべての関係機関が、今年の夏の大会開催に完全に注力しており、組織委としては、一日も早い社会の回復を願い、今夏の安全で安心な大会開催実現に向けて、引き続き、関係団体と緊密に連携し、準備に尽力してまいりたい」としている。

【翻訳編集】AFPBB News

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