Windows 10のテキストカーソルを派手に! カスタマイズして見失いを防ぐ方法

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Windows 10で入力フォームなどで文字入力の位置を表示するのが「テキストカーソル」だ。
テキストカーソルは細い点滅する縦棒で表示されるのだが、画面解像度や画面サイズによっては非常に見つけづらい。

ここでは、テキストカーソの上下に色を付けて見やすくするカスタマイズ方法を紹介する。


●テキストカーソルのカスタマイズ方法
Googleの検索ボックスやWebサイトの入力フォームで文字を入力するとき、あるいはWordの編集画面やExcelのセルで文字やデータを入力するときなどに表示されるのが「テキストカーソル」だ。


Googleの検索ボックスで表示されるテキストカーソル



Wordの編集画面で表示されるテキストカーソル


テキストカーソルは文字の入力位置を表してくれているのだが、表示は点滅する細い縦棒なので、パッと見たとき見つけづらい。特に高解像度の画面や小さい画面では、どこにあるのか分からないことが多い。
このため、カーソルキーで動かして位置を確認しているユーザーも多いだろう。

そこでWindows 10(バージョン2004以上)には、テキストカーソルに色を付けて目立たせる機能が用意されている。

具体的には、テキストカーソルをカスタマイズして、次のように表示させることが可能なのだ。


Googleの検索ボックスに表示された色付きのテキストカーソルの例



Wordの編集画面に表示された色付きのテキストカーソルの例


テキストカーソルをカスタマイズするには、次のように操作する。


Windows 10の設定画面で[簡単操作]を選択する。


左側で[テキストカーソル]を選択して、右側で[テキストカーソルインジケータを有効にする]をオンにする。その下では、カーソルインジケータのサイズと色を設定できる。[ユーザー設定の色を選択する]をクリックすれば、オリジナルの色も設定可能だ。設定内容はプレビューで確認できる。



テキストカーソルをさまざまにカスタマイズできる。


マウスカーソルに関しては、カスタマイズして大きくする方法はけっこう知られているが、テキストカーソルについては意外と知られていないようだ。
文字入力するとき、テキストカーソルが見づらいなら、カスタマイズしてみることをおすすめする。


井上健語(フリーランスライター)