直後のラジオで決断にエール「バナナムーンGOLD」の公式サイトより

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お笑いコンビ・バナナマンのラジオ「バナナマンのバナナムーンGOLD」11月28日未明の放送で、直前の27日夜に公表された乃木坂46の堀未央奈さん卒業の知らせの感想を語った。乃木坂46の公式お兄ちゃんとして7年間堀さんと共に様々な仕事をしてきた2人も、驚きさめやらぬままに率直な気持ちをマイクに向けた。

「乃木坂を引っ張っていく存在的なポジションだからね」

 

堀さんの卒業は27夜にYouTubeで公開されたソロ曲「冷たい水の中」のMVの最後に「私、堀未央奈は、乃木坂46を卒業します」のセリフで表明され、ファンに衝撃が走った。バナナマンの2人も「あれ卒業発表でいいんだよね?お芝居なのかなと思った」(設楽統さん)「すごくない?その発表の仕方」(日村勇紀さん)とにわかには信じられなかった様子で、さらに

「誰がいつ(卒業)するって...いつもびっくりするだけなんだけど、堀が卒業って意外で。もうちょっとこう、乃木坂を引っ張っていく存在的なポジションだからね」(設楽さん)
「そうか...っとも思うけどさ、なんかまだ全然いるっていう印象があった。驚いちゃった」(日村さん)

と話した。特に設楽さんは「どんどん卒業していくんだろうね。新しい子が入ってくるし、卒業もしてくし」と乃木坂の世代交代を感じつつ、

「卒業していったメンバーって、この子は卒業して1人立ちできるなとは毎回思わないんだわ俺は。(乃木坂に)いてやりたいことやればいいのにって毎回言うじゃん。
でも俺らが東京出てくる時とかに、親とかはまだ若いのにそんな無理みたいに思ってたかもしれないけど、それから一回も家に帰ってない。でも家庭を築いたりしてやってるってことは、思ってるよりも人は1人で行くと意外と皆自立したり。彼女たちはそもそも若いころから乃木坂入って仕事して、なんてやってることだから、だから1人で何かやるって決めたらもう、準備ができてるできてないとかじゃなくそういうもんなんだろうなと思うけどね」(原文ママ)

と、自分たちの過去を思い起してメンバーの選択に共感していた様子だ。

そして設楽さんは恒例の「曲対決」で堀さんが初めでセンターに抜擢された「バレッタ」をリクエストした(日村さんは自身が出演していたNHKの朝ドラ「エール」の主題歌「星影のエール」(GReeeeN)をリクエスト)。採用されたのは「バレッタ」で、設楽さんも「やっぱ堀の、さ」と感慨深そうにうなずいていた。 

何度もプレッシャーに押し潰されそうになった......

「バレッタ」のリリースは13年11月27日で、当時まだ研究生だった堀さんがセンターに抜擢された。堀さんは同日更新のブログで、

「加入して半年、右も左もわからない
研究生だった私が突然センターを任され
何度もプレッシャーに押し潰されそうになったし
逃げたくなったし辛かったけど
ファンの皆さんが励まして応援してくださり、
メンバーが支えてくれて16.17歳ながらに
たくさんのことを学べた時期です」
と当時を振り返り、
初主演映画でご一緒させていただいた
山戸結希監督が最初で最後のソロ曲MVを
撮ってくださいました
わたしの気持ちを全てを、山戸監督が
汲み取り、繋ぎ合わせてくださった数分間です

ともつづっている。

「冷たい水の中」のMVで堀さんは終盤に、着ていた「バレッタ」と同じデザインのセーラー服を脱ぐくだりがある。こうした演出が随所に取り込まれ、いっそうファンを感傷にひたらせているようだ。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)