突然ですが、問題です。

こちらの建物はある商品を扱っているお店だ。何屋さんか、わかるだろうか?


「フフフフフフフフフフ」(写真は味噌maxさんのツイートより、編集部で一部トリミング)

ヒントは、屋根の下のカタカナ。

「フ」の文字がピラミッド型に並んでいる。その数10個。

つまり、「10」の「フ」だ。

もうお分かりの方も多いだろう。正解は、豆腐屋だ。

こちらの写真はツイッターユーザーの味噌max(@miso_max)さんが2020年11月2日に投稿したもの。6日夜現在、5000件以上のリツイートと1万6000件以上のいいねが付けられ、

「センスの塊ですね」
「フフッとしましたw」
「これ見つけた人 みんな笑っていそう」

などと話題になっている。筆者も、意味を理解した瞬間「フフフ...」と笑ってしまった。

「フフフ」が目印

見る人を思わず笑顔にしてしまう豆腐屋は、千葉県銚子市にある「榊原豆腐店」だ。銚子電鉄の終着駅・外川(とかわ)駅から徒歩5分ほどの場所に位置している。

Jタウンネット編集部は6日、同店を電話取材した。

応じてくれたのは、4代目の店主・榊原清歳さん。同店は1909年創業の老舗で、建物は何度か変わったが、ずっと同じ場所で豆腐を作り続けている。材料にこだわって伝統の味を守り続けながら、豆乳プリンのような商品も販売しているそうだ。

榊原さんによると、「フフフフフフフフフフ」マークが誕生したのは15〜16年前。店舗の建物を建て替えた際に、デザイナーから提案され、採用したという。


シンプルな外装(写真は味噌maxさんのツイートより)

それから商品パッケージや、ウェブサイトなどでもロゴマークとして使用するようになり、同店インスタグラムの投稿には「#フフフ」「#フが10個」というハッシュタグもつけられている。

地元では「フが10個のお豆腐屋さん」といったように親しまれているのだろうか?

榊原さんに聞いてみると、

「子供たちなんかは学校帰りにフが何個あるかよく数えたりしてたんですけど、どうなんですかね。豆腐屋をやり始めてからの方がかなり長いので...」

とのこと。100年以上前から同じ場所で豆腐屋を営んでいるだけあって、地元の人にとってはロゴの有無にかかわらず、同店が豆腐屋であることは明らかなようだ。

ただ、比較的新しい利用客や観光客は「フフフフフフフフフフ」マークを目指してやってくる場合も多く、

「あのマークは目立つというか、目印になるので、(写真などに)撮っていただいていることは多いと思います」

と榊原さんは話した。