J1リーグ17位の清水、ピーター・クラモフスキー監督と契約解除 後任にコーチの平岡宏章氏

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清水エスパルスは1日、オーストラリア人指導者であるピーター・クラモフスキー監督(42)との契約解除を発表した。

昨季まで横浜F・マリノスに籍を置いたクラモフスキー監督はアンジェ・ポステコグルー監督の下でヘッドコーチを務め、今季から清水の指揮官に就任。ポゼッションスタイルを標榜して、今季を戦ったが、3勝5分け17敗の17位と結果が奮っていなかった。

志半ばで清水を去ることが決まったクラモフスキー監督はクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「すべてのファン・サポーターの皆さん、いつもチームと選手たちを応援していただき、ありがとうございました。選手たちは持っているすべての力やパフォーマンスを出し切ってくれましたし、皆さんに誇りをもって応援してもらえるよう、喜んでもらえるよう全力で取り組んでくれたと思っています。このクラブに関わる選手・スタッフ・ファン・すべての皆さんの今後の幸運を祈念しています。アリガトウゴザイマシタ」

なお、監督交代を受けて、今矢直城コーチ、安野努フィジカルコーチとも契約を解消。クラモフスキー監督の後任として、コーチの平岡宏章氏(51)が指揮を執るという。

平岡新監督は「今シーズン残り9試合ですが、もう一度強いエスパルスを取り戻すために、チーム一丸となり、戦う集団を作っていきたいと思っています。厳しい状況ではありますが、最後みんなで笑顔で終えられるように、日常のトレーニングから精進していきます。よろしくお願いいたします」とコメントしている。