生徒一人ひとり専用のカリキュラムを作成するAI先生「atama+」 生徒の問題解答数が1億件を突破 理解度を上げるAIのしくみを解説
●教育を一人ひとりに最適化するAI教材「atama+」
atama+のAIは生徒が学習した問題の正誤に加えて、過去の学習履歴や関連する単元の習熟度、前回の学習からの忘却度など、さまざまな学習データから分析した生徒の理解度から、つまずきの根本原因を特定し、一人ひとりに合わせたカリキュラムを作成する。
●atama+のAIの仕組み
例:「2次関数」を苦手とするアタマさんとプラスさんの場合:
高校1年生の数?で習う「2次関数」の習得には、「1次関数」や「方程式の解き方」、「比例の式」といった100以上もの関連する単元の理解が必要。
atama+のAIは、2次関数の習得に必要な各単元について、膨大な学習データをもとに一人ひとりの理解度を分析し、アタマさんは「比例の式」の理解が不十分である、プラスさんは「方程式の解き方」を忘れている、といったように一人ひとりのつまずきの根本原因を特定する。

判定した一人ひとりの理解度をもとに、AIが「2次関数」を効率的に習得するための自分専用カリキュラムを作成。講義動画や演習問題といった教材の難易度や分量、学習する順番に至るまで、すべて一人ひとりにあわせた内容が提案される。例えば、アタマさん、プラスさんの両者が同じ2次関数の問題を間違えても、アタマさんは「比例の式」の「講義動画」、プラスさんは「方程式の解き方」の「演習問題」というように、一人ひとり異なる教材が提案される。なお、生徒が問題に取り組むごとに、AIがリアルタイムに理解度を判定し、常に個別最適化したカリキュラムが提示される。
(山田 航也)
