フジテレビ系オムニバスドラマ『ほんとにあった怖い話 2020特別編』が、10月31日(21:00〜23:10)に放送されることが24日、明らかになった。

稲垣吾郎(中央)ら=昨年放送より(フジテレビ提供)


実際に人々が体験した怖い話をリアルに描く同番組。例年“夏の風物詩”として放送されてきたが、今年は21年の歴史で初めてハロウィーンに登場する。稲垣吾郎がリーダーを務める“ほん怖クラブ”は健在だ。

今回発表された作品は、同番組初出演の伊藤健太郎が主演する『探偵の手記』。探偵の仕事を始めて間もない棚橋和也(伊藤)の興信所に、大森真司(勝村政信)が訪れる。元恋人である“髪の長い女”を調査してほしいといい、和也は上司の市川守(吉田鋼太郎)と交代で張り込み調査を開始する。何も進展がないまま数日が過ぎた頃、「女が現れた」と大森からクレームが。しかしその日、女が外出した様子はなかったため、和也は不審に思う。そして調査最終日、女を見かけた和也は、慌てて尾行を始めるが…。

伊藤は「実はホラーは苦手で、見ることも出演することも避けてきたジャンルだったので、台本を読む前からドキドキしました。“髪の長い女”と聞いた時点でゾクッとしました」と率直な感想をコメント。それでも、「苦手とするジャンルへの挑戦としたい」と語り、今作への意欲を示した。

『今日から俺は!!劇場版』以来となる吉田との再会に、伊藤は「久しぶりにお会いしました。つい最近、お酒の席にいらした鋼太郎さんから電話がかかってきたのですが、その時のことをまず謝られて(笑)。鋼太郎さんのことは大好きですし、『今日から俺は!!』の時は共演シーンがあまりなかったので、今回がっつり一緒にお芝居できることを楽しみにしていましたし、すごくうれしいです」と語っている。

撮影現場では、『ほん怖』とは思えないほど笑いやアドリブも飛び出し、2人の息の合ったバディぶりがうかがえた。

吉田鋼太郎(左)と伊藤健太郎


総合プロデュースの後藤博幸氏は「日本でもここ数年、ハロウィーンに向け繁華街では異常な盛り上がりを見せますが、今年は“密”を避ける意味でもぜひご自宅で『ほん怖』をご覧いただき、“ハロウィーン&ホラー”ムードをご堪能ください! 今注目の若手、伊藤健太郎さんが吉田鋼太郎さんとバディを組み怪奇現象に巻き込まれる『探偵の手記』はじめ、今年も怖すぎてワクワクする実録心霊ドラマをお届けします。コロナ禍でモヤモヤした心を、『ほん怖』の恐怖で吹き飛ばしスッキリしていただけたら幸いです」とコメント。

その他のストーリーやキャストについては、後日発表される。



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