プレミア復帰かバルサ残留か…コウチーニョ、自身の去就の分岐点に迷い

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 バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは自身の去就について深く検討しているようだ。30日にイギリス紙『デイリー・メール』が報じた。

 コウチーニョは昨シーズン、レンタル移籍でバルセロナからバイエルンへと加入。ドイツでかつての調子を取り戻した様子の同選手はチャンピオンズリーグ優勝にも貢献し、複数クラブから注目を集めるようになった。

 同選手は以前、レンタル移籍後にバルセロナ復帰を果たしても出場機会が保証されていないことから退団を望んでおり、クラブ側も売却に向けて動いていた。しかし、新たにクラブの指揮官に就任したロナルド・クーマン監督はコウチーニョを積極的に起用する意向だと伝えられている。

 これを受けた同選手は、アーセナルでプレミアリーグ復帰を希望していたが、再び自身の去就に迷いが出てきたという。コウチーニョはミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルの新プロジェクトに興味を示している一方で、新体制のバルセロナで活躍することも望んでいるようだ。果たしてコウチーニョは、自身のキャリアのターニングポイントとなるであろう今夏の移籍市場で、どちらの選択肢を選ぶのであろうか。