ミランが熾烈な獲得レースを制し、逸材トナーリ獲得に合意か…伊メディアが一斉報道

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 ミランは、ブレシアからイタリア代表MFサンドロ・トナーリを獲得することが決定的となったようだ。30日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』ら主要なイタリアメディアが一斉に報じている。

 現在20歳のトナーリは、ブレシアユース出身のレジスタ。17歳でプロデビューを果たすと、イタリア代表としても2019年10月に代表デビューを飾っている。ブレシアでキャリアを始めたことに加え、そのプレースタイルや風貌から元イタリア代表のアンドレア・ピルロ氏にも例えられる逸材は、インテルを含む多くのビッグクラブの関心を集めていた。

 しかしこの熾烈なトナーリ獲得争いは、ミランの勝利で決着がついたようだ。クラブはブレシアと買取オプション付きのローン移籍で合意に至ったという。ローンの移籍金は1000万ユーロ(約13億円)で、買い取る場合はさらに2000万ユーロ(約25億円)を支払う見込み。トナーリ本人のミラン移籍への強い意欲がカギとなったようで、間もなく正式に移籍が発表される模様となっている。