最期の冬、母になりたいと思った。
 - (C) 2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS

写真拡大

 草なぎ剛がトランスジェンダーの主人公を演じる映画『ミッドナイトスワン』(9月25日公開)より、新たな場面カットとポスタービジュアルが公開された。

 本作は、トランジェンダーとして新宿の街で生きる凪沙(草なぎ)と、親のネグレクトが原因で親戚の凪沙に預けられた中学生の一果(服部樹咲)の間に芽生える愛を描く物語。企画・監督・脚本・原作を「全裸監督」などの内田英治が手掛けた。

 公開された新たな場面カットでは、自身が働くショーパブの薄暗い楽屋でメイクを施す凪沙の憂いのある表情や、儚げな光に包まれバレリーナを夢見る一果などの姿が切り取られている。水川あさみ、田口トモロヲ、真飛聖など共演者たちの劇中姿も見ることができる。

 また、ポスタービジュアルには「最期の冬、母になりたいと思った。」というコピーが添えられ、上下に配置された凪沙と一果の姿が強い印象を残す仕上がりとなっている。(編集部・大内啓輔)