アンディ役シャーリーズ・セロンとナイル役キキ・レイン - Netflix映画『オールド・ガード』は独占配信中

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 Netflix映画『オールド・ガード』(配信中)で不死身の戦士を演じたシャーリーズ・セロンとキキ・レインが、本作で挑んだハードなアクションシーンや、撮影前の準備期間について語った。

 小説家グレッグ・ルッカのグラフィックノベルが原作の本作は、不死身の傭兵たちで構成された特殊部隊オールド・ガードが、不老不死の能力を悪用しようと企む謎の組織に立ち向かう姿を描くアクション。シャーリーズは部隊を率いる主人公アンディ、キキは不死身の力に目覚めた新人ナイルを演じた。

 『ビール・ストリートの恋人たち』(2018)のヒロインに抜てきされ、長編映画デビューを飾ったキキは、本作で本格アクション映画に挑戦。「このジャンルも、この規模の作品も私にとっては新しい体験だった」と切り出した彼女は、「シャーリーズの経験から学んだり、頼ったりできたことでより自信を持って臨めたの」と先輩女優の存在が支えになったと述懐。シャーリーズも「撮影前の4か月ぐらいを一緒に過ごせたわ。どこが痛いとか、どこにあざが出来たとか文句を言いながら、ジムで何時間も一緒に過ごして、戦いの方法も一緒に学んだの。他の俳優と一緒にトレーニングをした事がなかったから、本当に素敵な経験だった」と語っている。

 ナイルとアンディは師弟関係を築いていくが、劇中では拳を交えることも。飛行機内で、アンディがナイルに不死身である事実を叩き込むシーンでは、二人による決死の肉弾戦が展開。キキは「色々な感情が交錯している中で、アンディと戦わなきゃいけなくて」と緊張もあったそうだが、「クレイジーで、(身体の)こぶやあざをひっくるめてすごく楽しかった」とコメント。シャーリーズも「私もすごくナーバスだった(笑)」と明かしつつ、「キキと一緒に作っているという事にワクワクしたわ。飛行機のシーンを撮り終えた時、自分たちの事をとても誇らしく感じたの」と撮影を振り返った。

 「アンディとナイルの関係は、シャーリーズと私の関係をそのまま反映していたと思う」とキキが表現するほど、信頼関係を深めた二人。もちろん、続編にも意欲的だ。「心から作りたいと思っているわ。また戻ってきた時に他のキャラクターのことをより掘り下げられるようにって考えながら企画開発したし、その可能性にすごくワクワクしている」(シャーリーズ)、「私も全く同じ気持ち。決めるのは偉い人たちだけど。それぞれのキャラクターの物語がどう展開するか、是非見てみたい」(キキ)と更なる物語に期待を寄せている。(編集部・倉本拓弥)