激太りから22kg減。難しい産後ダイエットを成功させるコツ
妊娠・出産を経ると、だれでも太りやすくなるもの。しかも、妊娠前のようにダイエットに挑戦しても、なぜか思うようにヤセられなくなってしまいがちです。それはプロでも同じ。
これまで700人を指導してきたダイエットコーチEICOさんも、産後太りで過去最高体重の74kgになってしまったそう。
それから22kg減を達成したEICOさんに、無理なく実践できるダイエットについてお話を伺いました。ママ以外でも、外出できなくて「コロナ太り」になっている人にも有効です。
産後ダイエットに成功したEICOさん
●食べまくった妊婦時代、出産後も脱却できず……
「私は21歳でダイエットに成功してから、一度もリバウンドすることなく52kgをキープしていたにもかかわらず、いとも簡単に人生最高体重の74kgを記録してしまったんです。妊娠・出産を甘く見ていました」と話すEICOさん。
産後太りがピークの頃
「子どもを産んで以来ヤセられない人は、体質が変化したからやせられないのではありません。妊娠前とは生活がまるで変わってしまったからやせられないのです」
EICOさんは、“おなかの子のために栄養を摂らなきゃ”という免罪符を与えられたことで、当時は1日3000kcal分くらい摂取していたそう。
「無事に出産を終えたあとも、一度しみついてしまったおデブな食生活やメンタルからは、なかなか脱却することができませんでした」
●ダイエットを決意するも……?
その後ダイエットを決意したものの、自分が実践してきたダイエット法を、なぜだかうまく取り入れることができないことに悩んだと言います。
「産後は、自分の時間がないからダイエットに割く時間もないし、生活スタイルなども大きく変わってしまいます。こうした産前・産後の大きな変化が、子育て中の女性たちのダイエットを阻んでいるのではないか、と気づいたのです」
産後や子育て中の女性が無理なく実践できるダイエット法が、世の中にないと気づいたEICOさん。
無理なくできるダイエット法を実践し、1年間で22kg減に成功。妊娠前のスタイルを取り戻しました。
ママダイエットのポイントは、「外出しづらい」「つい食べてしまう」といった状況で、無理なくできるヤセ習慣を身につけること。
ここでは、ママならではのよくあるダイエットの悩みと解決策を教えてもらいました。
●Q.子どもが言うことを聞かないとむしゃくしゃして食べてしまいます
A.子どものイタズラはダイエットチャンスととらえましょう
私も子どもが言うことを聞いてくれないと、むしゃくしゃしてなにかを食べることが多かったです。でもダイエットを始めてからは「これはむしろダイエットチャンス!」と考え方を改めるようになりました。
子どもが汚した場所を掃除したり、追いかけるのもダイエット。そう思ってイライラを減らしていきましょう。
●Q.自分より太っている人を見ると、安心して気がゆるんでしまいます
A.実家に帰って、親兄弟の反応を見てみよう!
久しぶりに会った家族は、あなたの体形の変化にいち早く気づいてくれる可能性が高いです。さらに、家族は遠慮がないので「太ったね」とハッキリ指摘してくれるはず。身内の鋭い言葉は痛いけど、ダイエットへの起爆剤になってくれるはずです。
●Q.ウォーキングするヒマがありません
A.抱っこひもウォーキングでヤセられます
工夫すれば、子どもと一緒のお散歩でも十分な効果を得られます。
子どもが生後6か月から1歳までの間は、抱っこひもウォーキングがおすすめ。その頃は子どもの体重も10kg前後なので、ほどよい負荷がかかり、ひとりで行うウォーキングより消費カロリーがアップします。
なお、抱っこしながら歩く歩数の目安は、週5日間×8000歩。歩けない日は、別の日に多めに歩いたり、階段を使ったりと調整してください。
ベビーカーの場合は、逆手でつかんで押すのがポイント。二の腕の筋肉が鍛えられて細くなります。平均台の上を一直線に歩くようにイメージすると、内転筋が鍛えられて美脚になりますよ。
●Q.車生活で、運動する機会がありません
A.車はあえて遠くにとめましょう
駐車場に車をとめる際は、建物からあえて一番遠い場所にして、歩く距離を長くしましょう。施設内を抱っこひもやベビーカーでぐるぐる歩けば、かなりの消費カロリーになります。
そのほかにも、施設の中ではエレベーターやエスカレーターはなるべく使わず、階段を使うように心がけるなど、ちょっと意識するだけで体を動かす機会は増やせるはずですよ。
EICOさんの著書『ママ太り解消ダイエット
』(扶桑社刊)には、産後太りに悩むママのための解決策が多数掲載されています。ぜひチェックしてみてください。
<取材・文/ESSEonline編集部>
●教えてくれた人
【EICOさん】
のべ700人を指導してきたダイエットコーチ。著書に、生活に取り込めるダイエットのテクニックを満載した『実録“気づくだけ”ダイエット
』、『どうしてもヤセられなかった人たちが“おデブ習慣”に気づいたらみるみる10kgヤセました
』、やせ格言を集めた『ダイエットコーチEICOの我慢しないヤセ習慣200
』(すべて扶桑社刊)など
これまで700人を指導してきたダイエットコーチEICOさんも、産後太りで過去最高体重の74kgになってしまったそう。
それから22kg減を達成したEICOさんに、無理なく実践できるダイエットについてお話を伺いました。ママ以外でも、外出できなくて「コロナ太り」になっている人にも有効です。
産後ダイエットに成功したEICOさん
産後太りの罠。ダイエットのプロが22kgも太った理由
●食べまくった妊婦時代、出産後も脱却できず……
「私は21歳でダイエットに成功してから、一度もリバウンドすることなく52kgをキープしていたにもかかわらず、いとも簡単に人生最高体重の74kgを記録してしまったんです。妊娠・出産を甘く見ていました」と話すEICOさん。
産後太りがピークの頃
「子どもを産んで以来ヤセられない人は、体質が変化したからやせられないのではありません。妊娠前とは生活がまるで変わってしまったからやせられないのです」
EICOさんは、“おなかの子のために栄養を摂らなきゃ”という免罪符を与えられたことで、当時は1日3000kcal分くらい摂取していたそう。
「無事に出産を終えたあとも、一度しみついてしまったおデブな食生活やメンタルからは、なかなか脱却することができませんでした」
●ダイエットを決意するも……?
その後ダイエットを決意したものの、自分が実践してきたダイエット法を、なぜだかうまく取り入れることができないことに悩んだと言います。
「産後は、自分の時間がないからダイエットに割く時間もないし、生活スタイルなども大きく変わってしまいます。こうした産前・産後の大きな変化が、子育て中の女性たちのダイエットを阻んでいるのではないか、と気づいたのです」
産後や子育て中の女性が無理なく実践できるダイエット法が、世の中にないと気づいたEICOさん。
無理なくできるダイエット法を実践し、1年間で22kg減に成功。妊娠前のスタイルを取り戻しました。
ママヤセ黄金ルールQ&A
ママダイエットのポイントは、「外出しづらい」「つい食べてしまう」といった状況で、無理なくできるヤセ習慣を身につけること。
ここでは、ママならではのよくあるダイエットの悩みと解決策を教えてもらいました。
●Q.子どもが言うことを聞かないとむしゃくしゃして食べてしまいます
A.子どものイタズラはダイエットチャンスととらえましょう
私も子どもが言うことを聞いてくれないと、むしゃくしゃしてなにかを食べることが多かったです。でもダイエットを始めてからは「これはむしろダイエットチャンス!」と考え方を改めるようになりました。
子どもが汚した場所を掃除したり、追いかけるのもダイエット。そう思ってイライラを減らしていきましょう。
●Q.自分より太っている人を見ると、安心して気がゆるんでしまいます
A.実家に帰って、親兄弟の反応を見てみよう!
久しぶりに会った家族は、あなたの体形の変化にいち早く気づいてくれる可能性が高いです。さらに、家族は遠慮がないので「太ったね」とハッキリ指摘してくれるはず。身内の鋭い言葉は痛いけど、ダイエットへの起爆剤になってくれるはずです。
●Q.ウォーキングするヒマがありません
A.抱っこひもウォーキングでヤセられます
工夫すれば、子どもと一緒のお散歩でも十分な効果を得られます。
子どもが生後6か月から1歳までの間は、抱っこひもウォーキングがおすすめ。その頃は子どもの体重も10kg前後なので、ほどよい負荷がかかり、ひとりで行うウォーキングより消費カロリーがアップします。
なお、抱っこしながら歩く歩数の目安は、週5日間×8000歩。歩けない日は、別の日に多めに歩いたり、階段を使ったりと調整してください。
ベビーカーの場合は、逆手でつかんで押すのがポイント。二の腕の筋肉が鍛えられて細くなります。平均台の上を一直線に歩くようにイメージすると、内転筋が鍛えられて美脚になりますよ。
●Q.車生活で、運動する機会がありません
A.車はあえて遠くにとめましょう
駐車場に車をとめる際は、建物からあえて一番遠い場所にして、歩く距離を長くしましょう。施設内を抱っこひもやベビーカーでぐるぐる歩けば、かなりの消費カロリーになります。
そのほかにも、施設の中ではエレベーターやエスカレーターはなるべく使わず、階段を使うように心がけるなど、ちょっと意識するだけで体を動かす機会は増やせるはずですよ。
EICOさんの著書『ママ太り解消ダイエット
』(扶桑社刊)には、産後太りに悩むママのための解決策が多数掲載されています。ぜひチェックしてみてください。
<取材・文/ESSEonline編集部>
●教えてくれた人
【EICOさん】
のべ700人を指導してきたダイエットコーチ。著書に、生活に取り込めるダイエットのテクニックを満載した『実録“気づくだけ”ダイエット
』、『どうしてもヤセられなかった人たちが“おデブ習慣”に気づいたらみるみる10kgヤセました
』、やせ格言を集めた『ダイエットコーチEICOの我慢しないヤセ習慣200
』(すべて扶桑社刊)など