コービー・ブライアント氏【写真:Getty Images】

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ジェレミー・リンがコービーの思い出を回顧「コービーは表情一つ変えずに…」

 米プロバスケットボール(NBA)レイカーズの元スーパースター、コービー・ブライアント氏(米国)が1月のヘリコプター事故で亡くなって、まもなく4か月。元チームメートであるジェレミー・リンがポッドキャストに出演し、コービー氏の思い出を回顧。トレード期限前日の“爆弾発言”を明かした。米メディアが伝えている。

「マンバ・メンタリティ」の体現者は同僚にも容赦ない。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」によると、14日(日本時間15日)に現レイカーズのダニー・グリーンが司会を務めるポッドキャスト「インサイド・ザ・グリーン・ルーム」にリンが出演。2014-15シーズンにレイカーズでコービー氏とともにプレーした当時の一幕を明かしたという。

「スウェットシャツを着て痛めた肩にアイシングをして、彼(コービー氏)がやって来た。カルロス・ブーザーが『コービー、よく来たな。少しの間見なかったけど、なんで今日来たんだ』って言ったんだ。すると、コービーは表情一つ変えずに『明日トレードされる何人かの役立たずに、別れを告げに来ただけだ』ってね」

 冗談交じりだったのかもしれないが、容赦ない“爆弾発言”にはグリーンとリン、そしてグリーンとともに司会を務めるハリソン・サンフォード氏も爆笑した。

 ドキュメンタリーシリーズ「マイケル・ジョーダン ラストダンス」の中で、マイケル・ジョーダンがチームメートに厳しく接するシーンが話題となっているが、負けず嫌いのコービーにとっても、最終的に21勝61敗でシーズンを終えた2014-15のレイカーズに我慢ならない部分があったのかもしれない。(THE ANSWER編集部)