世界的な人気を誇る漫画「ワンパンマン」が、映画「ヴェノム」で脚本を担当したスコット・ローゼンバーグ氏とジェフ・ピンクナー氏のタッグで実写映画化する予定であると海外エンタメ系メディアのVarietyが報じています

Sony Developing Film Based on Manga Series ‘One Punch Man’ - Variety

https://variety.com/2020/film/news/sony-film-manga-one-punch-man-venom-writers-1234585282/



「ワンパンマン」は2009年に漫画家のONEさんがウェブサイト上で連載を開始した作品です。その後、2012年からは「アイシールド21」で作画を担当した村田雄介さんの手により「となりのヤングジャンプ」でリメイク版の連載がスタート。リメイク版は2015年にVIZ Mediaから英語版が発売され、全世界累計販売部数は3000万部を突破する人気を誇っています。英語版の1、2巻はThe New York Timesの漫画ベストセラーリストに載り、アメリカの漫画賞であるアイズナー賞やハーベイ賞にノミネートされたことも。その人気はとどまるところを知らず、アニメ化やゲーム化も果たしています。



Varietyが独自の情報筋から入手したところによると、ワンパンマンの実写映画化に目をつけたのは映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」などの配給を担当するソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントです。同じくソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントが配給を担当した映画「ヴェノム」で脚本を務めたスコット・ローゼンバーグ氏とジェフ・ピンクナー氏が脚本、製作はアヴィ・アラッド氏の立ち上げたArad Productionsが担当することになる模様。

なお、映画「ヴェノム」の脚本で注目を集めたスコット・ローゼンバーグ氏とジェフ・ピンクナー氏のコンビは、2019年に公開された映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」でも脚本を担当しています。