古巣・西武に復帰した松坂大輔【写真:小倉元司】

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“松坂世代”は40代に… 同世代の中で異質な活躍の藤川に4人も続くか

 昨季、館山昌平氏、永川勝浩氏、實松一成氏が現役引退し、1980年4月〜1981年3月生まれのいわゆる“松坂世代”の現役選手は残り5人となった。世代を代表する松坂大輔投手が14年ぶりに古巣・西武に復帰し、藤川球児投手や和田毅投手も第一線で活躍を続けている。今年40歳を迎える世代の5人の選手の現在地を見ていこう。

○松坂大輔投手(西武)
 昨オフに中日を退団、14年ぶりに袖を通した西武のユニホームには背番号「16」がついた。横浜高から1998年ドラフト1位で西武入りし、2006年までの8年間で108勝を挙げた西武の絶対的エース。2015年にソフトバンク入りで日本球界に復帰し、2018年には中日で11試合で6勝(4敗)を挙げ、カムバック賞を受賞。昨季はキャンプ中のファンとの接触で負った右肩の炎症などの影響で2試合の登板に止まったが、古巣で再び花を咲かせたい。

○藤川球児投手(阪神)
 松坂と同様にMLBでプレーし、2016年にNPBに復帰し、中継ぎや抑えとして再び活躍。昨季は56試合で4勝1敗16セーブ、防御率1.77と、39歳とは思えない驚異的な数字を残した。名球会入りの条件ともなる通算250セーブまで残り7としている。同世代の星として、今季の活躍も期待したい。

○久保裕也投手(楽天)
 2015年オフには巨人、2016年オフにはDeNAから戦力外通告を受け、2017年からは楽天へ。血行障害のリハビリのために育成契約となり、2018年途中に支配下に復帰した苦労人だ。2018年は中継ぎとして25試合を投げ、防御率1.71としていた。昨季も22試合に登板した。

○渡辺直人内野手(楽天)
 2007年に楽天入りすると、その後はDeNA、西武と渡り歩き、2018年に8年ぶりに楽天に復帰。昨季は怪我もあって19試合に出場し打率.063と思うような成績を残せなかった。また昨オフには球団初の選手兼任で、1軍打撃コーチに就任している。

○和田毅投手(ソフトバンク)
 昨季は苦しんできた左肩の故障から復活を果たして12試合に先発し、4勝(4敗)を挙げた。6月5日の交流戦・中日戦で2年ぶりに1軍に復帰。交流戦優勝を決めた6月23日の巨人戦では651日ぶりとなる勝利をマークし、日本一を決めた日本シリーズ第4戦でも勝利投手になった。今季は1年間ローテを守ることを目標に掲げている。

○同世代の主な引退選手
・館山昌平投手
・杉内俊哉投手
・村田修一内野手
・小谷野栄一内野手
・新垣渚投手
・森本稀哲外野手
・永川勝浩投手
・實松一成捕手(Full-Count編集部)