病気と闘う子どもたちを支援するチャリティーイベント「サンタラン」が日本で盛り上がりを見せている。

世界各国でクリスマスの時期に開催されているサンタランが、日本で初開催されたのは2009年。初回は大阪での開催となり、現在では北は北海道から南は九州まで、全国各地に広がっている。それぞれのイベントごとに地域性があり、イベントの名称も「Happy Santa」や「サンタ・チャレンジ」など様々だ。

動画引用元:Osaka Great Santa Run

サンタランはその名の通り、サンタクロースの衣装を着て、楽しくランニングやウォーキングをするというもの。イベントによっては車いすでの参加も可能で、誰でも気軽に楽しむことができる。

イベントの大きな目的は、参加費の一部を活用し、子どもたちの医療支援を行うことだ。国内では病気と闘っている子どもへのクリスマスプレゼントの贈呈、国外では貧困によって医療を受けられない子どもの支援をしている。

 

このことからサンタランの参加者は、本当の意味でサンタクロースになることができると言える。参加者が楽しみながら慈善活動をすることによって、支援の輪が広がることを期待したい。