インテルの希望 L・マルティネスが今季大爆発した6つの理由 

写真拡大 (全2枚)

現在セリエAの首位に君臨するインテルの攻撃を牽引するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス。これまで絶対的エースとして活躍してきたマウロ・イカルディの退団を感じさせないプレイを披露しており、今季ここまで公式戦19試合で13ゴール3アシストを記録している。

昨季も限られた出場機会の中でリーグ戦で6ゴールを記録するなど、インテル加入1年目もある程度の結果を残していたL・マルティネスだが、誰がここまでの活躍を予想しただろうか。伊『Gazzetta dello Sport』が、同選手が今季大爆発している理由を分析しており、その理由を6つ挙げている。

1つ目は「常にプレイしていること」。インテルは昨季まで主に1トップを採用しており、加えてその座にキャプテンでエースのイカルディがいたため、L・マルティネスは途中出場の機会が多かった。ただ、今夏にアントニオ・コンテが指揮官に就任すると、今季からは2トップに。FWの枠が1つ増えたこともあり、今季はここまで全試合に出場している。ある程度の出場時間が継続的に与えられていることで、安定したパフォーマンスにつながっているようだ。

そして2つ目は「コンテの力量」だ。同メディアは「技術者コンテによるトレーニングの作業が、改善の主な要因出ることに疑いの余地はない」との見解を示しており、「より良いコンディションや明確なアイデアなどが彼のプレイを間違いなく助けている」と説明。さらに3つ目は「パートナーの存在」を挙げており、2トップのコンビを組むロメロ・ルカクとの素晴らしい関係を取り上げている。

そのほかには、2年目にしてイタリアに「適応したこと」や、1年続くガールフレンドとの安定した生活などのによる「ピッチ内外のバランス」、チーム内で最も低い年俸のひとりである自身の価値を周囲に再確認させたいという「欲求」の3つが挙げられていた。
 
インテルの希望となっているL・マルティネスだが、同選手は今後もこの調子を維持し、チームに3冠を成し遂げた2009-10以来のスクデットをもたらすことができるのか。

●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!

最新号は“新監督”にフォーカス。ランパード、サッリなど、新天地でサポーターの心を掴みはじめた新指揮官たちが欧州を熱くする!

こちらから無料でお読みいただけます。
http://www.magazinegate.com/theworld/