ほっともっとフィールド神戸で行われた草野球の試合に出場したイチロー氏【写真:橋本健吾】

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ほっともっとフィールド神戸で「和歌山智弁」と対戦

 12月1日にほっともっとフィールド神戸で“草野球デビュー”を飾ったマリナーズのイチロー会長付き特別補佐兼インストラクター。智弁和歌山高校の教職員チーム「和歌山智弁」と、自身の友人たちで組んだ草野球チーム「神戸智弁」で対戦した。

 代名詞の「51」ではなく、背番号「1」を背負ったイチロー氏は「9番・ピッチャー」で先発出場。9回まで1人で投げ抜き、131球の熱投で6安打16奪三振の完封勝利を飾った。打っても3安打を放ち、イチロー氏の「神戸智弁」が14-0で勝利した。

 3月の引退会見で語っていた草野球の思いを実現させることになったイチロー氏。米野球殿堂入りも確実視されているイチロー氏の“草野球デビュー”は、海を渡って米国でも知られるところとなった。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のアンドリュー・バーガリー記者は自身のツイッターで「イチロー。僕たちの時代で、依然として最も注目すべき野球をプレーする人物だ」と記し、現役引退後も“野球人”としてプレーを楽しむ姿に感銘を受けている様子だった。(Full-Count編集部)