NHL(ナショナルホッケーリーグ)に所属するタンパベイ・ライトニング。2019-20シーズンが10月から開幕したが、オフシーズン中に最も力を入れたのが、本拠地「アマリーアリーナ」のアリーナグルメの改善だ。

 

スポーツ観戦において欠かせないビールの品質向上のため、地元・タンパで人気のビール醸造所「シガー・シティ・ブリューイング」とパートナーシップ契約を締結した。この醸造所のビールは、アリーナ4階に設置されているバーで注文が可能。また、アマリーアリーナから最も近い駐車場のガレージにも、バーを設置することが決定している。

 

さらに、今年はアリーナ内の売店も一新した。吊り戸棚にビーフジャーキーやクッキーなどの簡単なスナックを揃え、ドリンク用の冷蔵庫も設置。これらはセルフサービスとなっており、食べ物のオーダーとともにカウンターでまとめて支払える仕組みだ。

食べ物はコンコースに面したオープングリルで調理され、アメリカで有名なレストランチェーン「Portillo’s」のホットドッグやハンバーガーを味わうこともできる。

 

ファンの満足度を高めるためには、試合前の観戦体験を充実させることが必要不可欠である。タンパベイ・ライトニングはアリーナグルメの改善によって、ファンの空腹と心を満たすことができるのだろうか。