NBAのゴールデンステート・ウォリアーズは、オークランドのオラクル・アリーナを拠点としていたが、2019年10月からサンフランシスコのチェイスセンターに本拠地を移した。

チェイスセンターでは、アリーナ外に商業施設を建設し、サンフランシスコ市内で唯一の野外巨大スクリーンを設置する予定となっている。

ウォリアーズは2014年に本拠地移転を発表して以降、スポンサー企業を109から70へと減少。この背景には、一社一社とより密接な関係を築きたいという意向がある。

チェイスセンターでは、ウォリアーズの試合観戦パーティーなど、様々なイベントを年間200回ほど開催する予定となっている。ウォリアーズはスポンサーと連携して良い空間を作り上げるために、各企業との関係性を見直した形だ。

18,000人収容のチェイスセンターは、2019年9月のオープンを前に、すでに約2,000億円の収入があったという。そんな新本拠地を活かし、ウォリアーズがスポンサーやファンの満足度をどのように高めていくのか、新たな施策に注目が集まる。