神戸の元スペイン代表FWダビド・ビジャが今シーズン限りでプロ生活を引退

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ヴィッセル神戸は13日、元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)が今シーズン限りでの現役引退を発表した。

ビジャは、スポルティング・ヒホンの下部組織で育ち、2001年7月にトップチームへ昇格。2003年7月にレアル・サラゴサへ完全移籍すると、2005年7月にはバレンシアへと完全移籍した。

バレンシアでは、ストライカーとしての地位を確立。公式戦219試合に出場し127ゴール22アシストを記録し、2007-08シーズンはコパ・デル・レイ優勝を経験した。

2010年7月にはバルセロナへと移籍すると、公式戦119試合に出場し48ゴール24アシストを記録。ラ・リーガでは2010-11、2012-13シーズンの2回、コパ・デル・レイでは2011-12シーズン、チャンピオンズリーグでは2010-11シーズンで優勝を経験していた。

その後、2013年7月にアトレティコ・マドリーへと移籍。2013-14シーズンはラ・リーガを制し、自身も公式戦47試合で15ゴール5アシストを記録した。

アトレティコ以降はスペインを離れ、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のニューヨーク・シティFC、オーストリアのメルボルン・シティでプレー。ニューヨークシティFCではフランク・ランパードやアンドレア・ピルロらと共にプレー。その後、2019年1月に神戸へと入団。開幕からゴールを量産し、ここまでJ1で26試合に出場し12ゴール2アシストを記録していた。

また、スペイン代表としても2005年2月からプレーし、通算98試合に出場し63ゴールを記録。ワールドカップには2006年のドイツ大会、2010年の南アフリカ大会、2014年のブラジル大会に出場。ユーロも2008年大会に出場。ワールドカップで1度、ユーロで1度優勝を経験し、2008年のユーロ、2010年のワールドカップでは得点王に輝いていた。