アメリカの3大スポーツリーグである、NBA、MLB、NFL。この中で最も選手一人当たりの平均収入が高いのがNBAだ。

3大リーグの平均収入は、NBAの選手が約780万ドルで、続くMLBの選手が約450万ドルと、大きな差が開いている。NFLは大物選手の華やかな契約金がニュースで取り上げられることも多いが、平均収入は約290万ドルであり、一部の選手のみが高収入なことが分かる。

 

レギュラーシーズンの試合数は、MLBが2,430試合、NBAが1,230試合、NFLが256試合となっている。しかし、所属選手数はNFLが1,696人、MLBが877人、NBAが439人。NFLは試合数が最も少ないが、所属選手数は最も多いのだ。

試合数がある程度確保されていて、選手数が少ないNBAにおいて、一人当たりの平均収入が大きくなるのは自然な流れだろう。

 

また、スポンサー契約による収入が多いのもNBA選手の特徴である。「スポンサー契約収入が最も多い世界のスポーツ選手トップ10」には、3大リーグからNBA選手のみが3人ランクインしている。

NIKEと“生涯契約”を結ぶレブロン・ジェームズ選手が、Instagramで2019年9月に新作のスニーカーを投稿したところ、そのいいね数は100万件を優に超えた。

 

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And we’re off!! @nikebasketball #LeBron17 Can’t wait to lace up

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NBA選手はオフコートでも世界中のファンから注目を浴びており、“広告塔”としての価値が高い。日本の八村塁選手(ワシントン・ウィザーズ)にも、コート内外での活躍に注目が集まる。