サッカー・プレミアリーグの強豪であるトッテナムの本拠地「トッテナム・ホットスパースタジアム」は2019年3月にオープンした。このスタジアムは、多くのファンにとって観戦に欠かせない“ビール”に大きな力を注いでいる。

サッカースタジアムでは世界初となるクラフトビールの醸造所と、自動でビールが注がれる装置が完備されており、できたてをその場で飲むことができるのだ。

動画引用元:Tottenham Fan Chris Cowlin

この「Bottoms Up Draft Beer Systems」は、コップの底にあるマグネットが装置に当たると、底が開いてビールが入ってくるというもの。普段は上から注がれるビールが、下から“湧き出てくる”のは何とも奇妙な光景である。

スタジアムの最大収容人数は約6万2,000人で、大型スタジアムでありながらゴール裏は一層構造(通常の大型スタジアムは1階席と2階席の二層構造)となっており、どの席から見てもピッチが近く感じられる。この最高の環境で、できたてのビールを飲みながら観戦できるのだから、ファンは週末の試合に向けて仕事が捗りそうだ。