ヘアアイロンとブロー、どっちの方が傷む?
髪をまっすぐにしたい、ツヤを出したい時は、ヘアアイロンを使うかブローをします。
なぜ、ヘアアイロンとブローは髪がまっすぐになるのか気になりませんか?
そして、ヘアアイロンとブローどっちが髪を痛めやすいのかも気になりますよね。
今回は、ヘアアイロンとブローの、髪がまっすぐになる仕組みについて解説していきます。
そして、ヘアアイロンとブローどちらが髪を痛めてしまうのか、という疑問についてもご説明します!
ヘアアイロンで髪がまっすぐになる仕組み
まず、ヘアアイロンで髪がますっぐになる仕組みを説明します。
髪内部は、ハシゴのようにたんぱく質の層が並んでいて、これをシスチン結合といいます。
くせ毛の方は、このシスチン結合が不規則な形をしていて、髪内部がガタガタになっているのです。
この不規則な状態を、ヘアアイロンの熱の効果で強制的に、ますっぐな状態に固めてくれるのです。
直接髪に熱を与えるのでクセが強い方でも、真っすぐにする効果がブローよりも高いのです。
また、ブローより技術的に簡単なので短時間でキレイに出来ます。
ブローで髪がまっすぐになる仕組み
ブローも、ヘアアイロンと同じく熱を髪にあて、髪の内部のたんぱく質をまっすぐの状態にします。
ブローのメリットは、ドライヤーの風による熱なのでアイロンに比べると、髪への負担が少ない事です。
そのため、髪の痛みが気になる方は、ヘアアイロンよりもブローをお勧めします。
しかし、髪に与える熱量が少ないので、クセが強い方はヘアアイロンと比べるとまっすぐにするのが難しいのです。
ブローは手のひらで行うハンドブローと、ブラシを使う方法があり、ヘアアイロンと比べても技術が必要です。、
特にブラシを使ったブローは非常に難易度が高く、慣れないうちはまっすぐにするどころか、髪がバサバサになってしまう恐れもあるのです。
そのため、ブローによるヘアケアは上級者向けといえます。
どちらの方が傷む?
ヘアアイロンとブローでは、ヘアアイロンの方が断然髪が傷みます。
ヘアアイロンは、髪に直接熱を与えているのでブローより髪に与えるダメージが大きいのです。
そのため、ハイダメージの方にはあまりお勧めできません。
また、ヘアアイロンの温度を上げれば上げるほど、キレイにまとまり、ツヤも出ますがダメージも大きくなります。
そのため、クセがあまり気にならない方が使用する際は、温度を低めに設定して使用しましょう。
ヘアアイロンは比較的短時間で、髪をまっすぐにする効果が高い代わりに、ダメージも大きいのです
まとめ
美容院で最後の仕上げをする時、ヘアアイロンを使わず、髪の負担が少ないブローを行います。
美容院でヘアアイロンを使う機会は少なく、縮毛矯正を除くと髪をまっすぐにするならば、基本はブローです。
それだけヘアアイロンは、髪へかける負担が大きく、即効性があっても美容院では避けられているのです。
しかし、前述の通りブローは技術が必要で、美容師ですら完璧なブローを実に着けるには、最低数か月という時間がかかります。
しかし、毎日ブローをすれば必ず上手くなって行き、いつしか完璧なブローが身に付きます。
髪の負担を抑えるためにも、ブローの技術を身に着けることをお勧めします。